「医師として」メインタイトル
仕事上での強い信念をお持ちの医師、
常勤とスポット勤務を希望する医師の転職活動とは?
 

第二十二話
人間関係は永遠の課題(前)

 65歳の先生がe-doctorへご登録
65歳の先生がe-doctorへご登録
 今から3年前、当時65歳のS先生がe-doctorへのご登録が御座いました。
勤務のご希望は、整形外科の非常勤スポット勤務とのことでした。
ご登録直後から土曜日と水曜日の外来のスポット求人にて多数ご協力をいただき、複数の医療機関からも『次回もお願いします』とリピートの勤務依頼もありました。
S先生が弊社にご登録された日から、およそ2ヵ月後、先生から常勤先を探してほしいとのご連絡を頂きました。
 一 近々に退職、スポット勤務を希望
近々に退職、スポット勤務を希望
 整形外科クリニックに勤務していましたが、法人(院長)と衝突し、近々に退職する意思であるとのことでした。
衝突の内容については、人間関係と思えることで、S先生のお話された内容のみを考慮すれば、退職やむなしと思えました。
スポット勤務を希望していたのは、週間の勤務日数が減ってしまったことが理由と仰っておりました。
S先生は私とのご面談時では温和な物言いで、人間関係で揉める様な雰囲気は感じられませんでしたが、仕事をする上では当然の事ながら信念をお持ちのようでした。
 二 常勤先と当面のスポット勤務をご案内
常勤先と当面のスポット勤務をご案内
 先生としてはクリニック外来希望とのことにて、常勤先をお探しし、あわせて当面のスポット勤務もご案内致しました。
私の勝手な思い込みとして、次の転職先は1診体制の院長職であれば、ある程度ご自身の思い通りの診療ができるのではと思い、先生にご提案したところ、S先生も『他の医師の意見と相違があることがあり、衝突し、私の経験や自信が悪い方向に出ることもある。』と認識はしていた様子でした。
 三 複数クリニック運営の法人にて面接を設定
複数クリニック運営の法人にて面接を設定
 院長職求人としては新規開業クリニックのほか、現在の院長先生が退職予定にての募集などがありますが、時期的にタイミングが悪く、すぐにでもご勤務してほしいという目で見える求人はありませんでした。
医療機関へは1診体制・院長職にこだわらずに求人をお探ししつつ、ご相談しておりました。
3日後、複数のクリニックを運営する法人にて、現状は理事長先生が外来を行っているが、任せられる医師がいれば、理事長先生は他の拠点のフォローをしていくということで、S先生とお会いしたいと、面接の依頼がありました。
S先生としても、『是非』、とのことにて、1週間後に面接を設定致しました。
 四 知人のクリニックにご勤務先が決定
知人のクリニックにご勤務先が決定
 ところが、面接2日前にS先生からお電話を頂き、知人にご不幸があり、面接を延期してほしいとのことでした。
数日後、今回の面接の話しは白紙に戻して頂きたいと連絡が入りました。
理由を伺ったところ、ご不幸があった知人のクリニックを手伝ってほしいとの依頼が有り、S先生としてもお受けするとのことでした。
そのクリニックはご兄弟で内科と整形外科を診療しておりましたが、整形外科医のご令弟にご不幸があり、S先生が勤務する事になりました。
古くからの人間関係により、S先生のご勤務先が決定致しました。
 五 3年後、常勤先を探してほしい…
3年後、常勤先を探してほしい…
 事情が事情だけに、面接を予定していたクリニックも致し方ないとのことでした。
ご勤務が決定したクリニックは、科目は違いますが2診体制であることは、当時は気にせずにおりました。
その後は、S先生は弊社からの紹介にて定期非常勤のご勤務をしていただき、引き続きのご縁が御座いました。
そして3年後、68歳になられたS先生から常勤先を探してほしいとのお電話が入りました。
 
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