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専門医との連携のもとで、
患者さんの立場に立った医療の提供に努める。

院長メッセージ

 私は京都教育大学の附属小学校に通っていました。私の父は商売をしていたのですが、友達には医師の子どもが多かったので、幼心にこの仕事はいいなと思ってはいました。中学も附属中だったのですが、中学3年生のときに国家予算がついたということで附属高校ができ、幸せなことに1期生になれました(笑)。まだ教室もなく、高校1年生のときは中学校の教室を使いながら過ごし、2年生になったらようやく少しできたのですが、予算がないので、先に出来上がった物理や化学といった専門教室を使って、ホームルームのない状態で卒業しました。グラウンドはありましたが、体育館もなかったですね。

 それで関西医科大学に進学しましたが、医師の子どもではないので、あわてて医師になる必要もないなと思いながらも、友達に誘われるまま、生理学研究室に進みました。研究室での収入は1カ月10万円もないので、松下記念病院の健康管理センターに大学の先輩が仕事をされていたので、私も胃カメラなどのアルバイトを始めました。そこで3年ほど経ったときに、本院の先生がたまたま検診に来ていて、「うちに来ないか」と誘ってくださったんです。その先生が松下記念病院の第三内科の部長で、循環器を専門にしていらしたので、私も循環器を専攻することになりました。当時は心臓核医学がスタートしたばかりの時代でもあり、コンピューターの知識があるということでいきなりこの担当を任せて頂き、深夜までプログラミングに取り組んでいたのを思い出します。

 今思うことは、これからの若い先生方には臆せずにその場、その場で前に進んでほしいです。私も年齢を重ね、当院では最年長となりましたが、この歳になると人生は短いなと感じます。若い先生方には「明日しよう」とか、「やっぱり止めとこう」ではなく、悲観的にならずに前進していただきたいです。私は患者さんのことはもちろん考えていますが、まず職員が幸せに過ごしてほしいと思っています。幸せな一日を過ごせる人が人を幸せにできるので、私がそう考えていることが当院のPRでしょうか。新しく入職する方々にも幸せを感じてほしいです。

 当院が望む医師像としては「人が好きな人」です。病気が好きだと言う人もいいのですが、チーム医療の時代ですから、医師一人が一生懸命、深くやっているだけでは一人分の仕事しかできません。医師の周りには看護師、コメディカルスタッフ、患者さんのメンタルを診てくれるスタッフなど、多くのスタッフがいます。全てをうまくやっていくためにはコミュニケーションを取るのが上手い人がいいですね。

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