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「この子らを世の光に」
社会福祉法人びわこ学園 びわこ学園医療福祉センター野洲

運営・経営方針

1.運営・経営方針

 びわこ学園医療福祉センター野洲では施設機能の自己評価や第三者評価などを活用し、開かれた施設運営を目指している。最近では他施設との連携に積極的に取り組んでいる。

「当施設は障害を持っておられる方々を専門とする医療機関でもありますが、全てを自前で解決できるわけではありませんので、行政や他の医療機関、さらにはほかの福祉施設との連携が欠かせません。そのためのスタッフが多いのも特徴です。」



2.地域連携

 地域連携の充実も運営の安定化には欠かせない要件である。びわこ学園医療福祉センター野洲では地元の野洲市民をはじめ、滋賀県民の大きな支援に支えられながら、地域交流スペースを拠点に交流を積極的に進めている。

「滋賀県内の知的障害者への支援として生活支援施設をはじめ生活介護事業所や療育施設、養護学校の相談医としての支援をはじめ、外来での受診や、他の医療機関受診後のフォロー行い、緊急入院等のため有目的有期限ベッドを用意しています。また、在宅の重症心身障害児者の短期入所や緊急入院枠を確保し、対応と連携を図っています。」



3.今後の展開

 入所利用者は現在130人で、平均年齢は48歳、超重症児18人、準超重症児14人、短期入所利用は月平均76.9人で稼働率は92%に上っています。それぞれへの多様で、個別的な看護生活支援が必要ですが、医師などの職員を確保し、一方で日常生活における看護、生活支援、医療業務を見直していきたいと考えています。限られた資源のさらなる有効活用方法を検討します。また、利用者の高齢化対策、疾病予防対策にも力を入れていきます。

2015.09.01 掲載 (C)LinkStaff

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