ドクター転職ショートストーリー

誰もが驚いた面接結果(上)

2020年4月15日 コンサルタントy

「今より好条件の職場があれば…」転職を踏み切るタイミングは、その時の先生の職場やご家庭の状況など、何かきっかけがないと難しいと思います。
しかし、小さなきっかけが予想を超えた結果になることは屡々あり、私達はいつもそのような場面に驚かされます。今回はそんなエピソードを記します。

今回ご紹介する先生は、卒後10年未満の40代内科医。先生とは1通のメールをきっかけにご縁をいただきました。
お電話で簡単なヒアリングをすると、現職に概ね満足しているため、積極的に転職先を探しておられず、良い求人があれば…という状況でした。
その後数カ月間、連絡を重ねる中で、何とかご面談の機会を頂戴したのです。

面談当日、先生の第一印象は笑顔が素敵で謙虚さも持ち合わせた方で、やはりイメージ通りのとてもお人柄の良い先生でした。私は心の中で、医療機関に喜んでいただける方だ。と確信しました。この確信が後に大きな結果となるとは…。

先生の状況を伺うと、「現職は症例数が少なく指導医も不在で学べる環境では無いので、良い案件があれば転職を考えたいです。専門医取得についても少し検討している。だけど、現職は家からも近くて年俸1,500万円と好条件なので、そこまで焦って探している訳ではないです。」とのこと。現状にはやや満足はしているが、ぼんやりとキャリアアップ含め検討されている。そんな内容でした。
お人柄が素晴らしいだけに、この時私はいつものように交渉次第で、相場より200万程高い1,500万円を超える求人はすぐに見つかるものだと思っていました。
しかし、現実は甘くなかったのです。

次へ続く

コンサルタント手記バックナンバーへ

おすすめ求人

  • 矯正医官
  • A CLINIC GINZA