ドクター転職ショートストーリー

自信なき女性医師 管理医師への挑戦(上)

2019年02月15日 コンサルタントK

その先生と私の出会いは、1本のお電話でした。弊社にご登録いただいている先生に近況伺いのお電話をしたところ、ちょうどご転職を検討されておりサポートさせて頂く事となりました。

先生は30歳代前半の女性皮膚科医で大変丁寧な口調で少し物静かな印象の先生でした。
先生は現在、他府県の皮膚科クリニックにて非常勤として勤務されており、通勤に車で1時間以上かけている為、もう少し自宅に近い環境で勤務したいとのご希望がございました。

しかし、先生は皮膚科の専門医を取得しておらず、病院での勤務や病棟管理などは自信が無く、クリニックにて外来のみを希望しておりました。

その後、先生のご希望に近い2件の求人をご紹介させて頂くと、そのうちの1件は以前にアルバイトで勤務したご経験のあるクリニックでご興味を持たれました。

そのクリニックは皮膚科クリニックながら皮膚科の常勤医がおらず、内分泌内科の先生が訪問診療をしながら院長職を兼任している状況の為、皮膚科の常勤医(院長職)を募集しているクリニックでした。

皮膚科医は非常勤の先生に来て頂きながら診療しておりましたが、皮膚科の常勤医がいない事もあり少しずつ患者様も減少傾向にありました。
院長職(管理医師)の求人は先生にとって少し荷が重いのではないかと感じつつも、ご希望にマッチしている求人であった為、まずは事務長との面談を設定させていただきました。

先生よりご転職の相談を頂いて5日後、事務長との面談のため初めて先生とお会いさせて頂くと、お電話越しのお声のイメージのまま『容姿端麗』という言葉がぴったりでおっとりとした先生が立っていました。

事務長との面談が始まるとまさか、奇跡の繋がりが発覚しました。

次へ続く

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