「医師として」 - クリニックの立て直しを図るH先生（後）

　クリニックからの面接オファーをいただき次第、H先生の都合を確認し面接日を設定、そして、面接を成功に導く為に改めてそれぞれと打ち合わせをさせていただくことになりました。
クリニックに対しては、H先生のスキル・経験はもちろん、人柄や診療に対する考え方、熱意、コミュニケーション能力など、採用側の立場に立ってH先生の価値を正当に評価してもらえる様に伝え、面接当日は無駄な緊張がなくリラックスして臨んでもらえる様に前裁きをさせていただきました。

　そして、H先生に対しては、法人をはじめクリニックの状況、患者層・人数、スタッフの体制、既存の医療機器と導入可能な機材、今後のクリニックの構想、また、希望・要望にどれだけ沿ってもらえるのかなど、事前に確認済みの情報について共有させてただき、面接へのモチベーションを上げてもらえる様に努めました。

　事前の打ち合わせが功を奏して、面接当日は初対面にも関わらず双方ともに変な緊張はなく和やかな雰囲気で話が進み、ざっくばらんな意見交換も出来たことでクリニック側のH先生に対する期待度・信頼度が一気に増し、その場で正式な入職のオファーをいただくことが出来ました。
H先生も自身の希望に最大限寄り添って下さるクリニックの真摯な態度に心を打たれた様で、その場でオファーを受けられ「お世話になります。貢献できる様に頑張ります。」と控えめながら丁寧に対応され、新たなご縁を形にすることが出来ました。

　医療機関が求めるDrとDrが希望する医療機関について細部まで把握し、その上で、それぞれのニーズを超えた提案が出来た時にはこの様な相思相愛の転職、感動の転職に立ち会えることが出来るのだと再確認致しました。