「医師として」メインタイトル
うつを克服して、復職したい先生の転職活動とは?
 

第四十三話
うつを克服して、復職したい(前)

 一、先生の第一印象
先生の第一印象
 今回、ご紹介させて頂く先生は、60代男性 整形外科の先生で、現在に至るまで、急性期病院でばりばりオペをこなしていた先生です。ある日、先生と初めてお会いした時の印象は、「なんて魅力的な先生なんだ」と、思いました。
しかし、先生にヒアリングすると、紹介会社を数社利用して転職活動をしているが、一向に採用されないと、嘆いておられました。
その原因は、以下、2点の要因がございました。
 二、要因1 うつ病を患っていること
要因1 うつ病を患っていること
 事前に申告されなければ分からないぐらいの雰囲気でしたが、先生は数年前よりうつ病を患っており、休職中でした。この度、主治医より復職のOKがでたので、数年ぶりに復職するために、転職活動をされておりました。
しかし、どの医療機関に応募しても書類選考時や面接時にうつ病を理由に断られることが続出したようでした。
私が感じたことは、確かに医療機関側の採用ポイントとして、過去にメンタル疾患を患っていると敬遠されがちですが、本当の先生の魅力に気づいてないなと、もったいない気持ちでいっぱいになりました。
 三、要因2 お仕事がミスマッチであること
要因2 お仕事がミスマッチであること
 先生のご専門は、整形外科であり、外見の雰囲気はお元気ですので、今までの転職活動は、整形外科医もしくは、リハ医としてのお仕事を紹介されておられました。
しかしながら、先生の中での優先順位は、整形外科でばりばりやりたいわけではなく、今の身体でもこれから長く勤務していくことが可能な、出来る限り、勤務負担の低い勤務内容をご希望されていることが、先生とのお話の中で、明確になりました。
 四、新たなキャリア、老健をご提案
新たなキャリア、老健をご提案
 私は、週4日で夜間対応無の老健を先生に提案致しました。この勤務内容でしたら、ご勤務の負担も低く、医療機関側も採用しやすいですし、先生も「その仕事が今の自分にとっては、理想的である」と、即答され、とんとん拍子で面接まで進みました。
 
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