「医師として」メインタイトル
エリート心臓血管外科医のT先生の転職活動とは?
 

第三十九話
エリート心臓血管外科医のT先生(後)

 一、譲れないものと妥協するもの
譲れないものと妥協するもの
  ご希望のエリア、勤務内容では募集枠がない為、時期を見直して募集が出るまで待って頂くか、もしくは早々のご転職を最優先にするのなら少々エリアを広げ、勤務内容も妥協して頂くしかない旨を伝え改めてT先生のご転職に対しする優先順位や何を重要視されるのかについて考えてもらうことになりました。
給与、役職、勤務内容、通勤時間、利便性、福利厚生など、多くの希望条件の中から本当に譲れないもの、こだわりのあるもの以外は妥協して医療機関の規定に沿って受け入れて頂くことも必要であると丁寧に説明することで理解を示して下さいました。
 二、再度依頼を頂戴する
再度依頼を頂戴する
 T先生に限らず、大抵の場合全ての希望を叶えることは難しく、7割~8割の条件が整えば御の字と思って頂くしかないケースが多いのが現実であり、医療機関と相談の上、双方に歩み寄りながら条件面の交渉をさせて頂くことがほとんどなのです。
その後、T先生からは通勤エリアを広げ、勤務内容も緩和して頂き、その代わりに給与を維持した上で最速で転職が可能な医療機関を探してほしいとの依頼を再度頂戴しました。
 三、希望条件を叶え入職が決定
希望条件を叶え入職が決定
 年齢面のネックはあったものの経験豊富で院長職を担って頂けるDrを募集されている医療機関が見つかり、早々にご面接の設定をさせて頂くことが出来ました。
ご面接では、双方が歩み寄りながらも互いの希望条件を叶えることが出来た為、その場で入職が決定し、3カ月後の着任に向けて退職手続きを進めることで合意しました。
 四、双方歩み寄りながら整える
双方歩み寄りながら整える
 転職は相手のあることですので、どちらか一方だけの条件を満たそうとすると進まないこともある為、双方の求めているものが何なのかを明確にし、歩み寄りながら整えていくことが大切であると痛感致しました。
 
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