「医師として」メインタイトル
東日本大震災を経験された先生の転職活動とは?
 

第三十七話
被災者への思い(前)

 一、東日本大震災を経験された医師
東日本大震災を経験された医師
  私とその医師との出会いは、当社サイトからのエントリーからでした。69歳の内科医師。宮城県仙台市内にお住まいの方でした。現職は県内の沿岸部にある診療所で、17年間勤め上げられこの度、70歳になるのを機に世代交代にて退職予定となっておられました。2011年の東日本大震災時の被害地の中心地であり、当時は想像以上の壮絶な現場だったことを面談時に語って頂きました。
 二、沿岸部を避けて募集求人探し
沿岸部を避けて募集求人探し
 あらたな勤務先については、引き続き診療所の勤務を希望されており直近の1ヶ月の間に宮城県内では震度5以上の大きな地震があったという事もあり、私の中では沿岸部の施設はあえて避けて募集求人を探し始めました。
 三、細かな条件が合わず決定に至らず
細かな条件が合わず決定に至らず
 市内や山間部の診療所3件をご紹介し、その中の2件は面接に臨むこととなりました。いずれの診療所からも採用を頂き、入職のオファーを頂く事ができました。しかしながら細かな条件面や法人の売り上げ重視方針に賛同し難い点が多々あり、残念ながら決定に至ることはできませんでした。
 四、募集が皆無で提案に苦慮
募集が皆無で提案に苦慮
 もともと小規模の診療所の募集については、大半が1名募集であり増員の募集というのは病院と違い皆無の状態でしたので、提案に苦慮していました。求人内容も診療所ではなく介護老人保健施設や病院での常勤募集も絡めたご案内をしてみましたが、なかなか面接までは至らずかなり厳しい状況に陥ってしまいました。
 この後、状況は予想できない方向に進み最終的には無事に入職に至るという結論に至ります。
 
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