「医師として」 - 64歳、自身の身体とうまく付き合う為に最後に選んだエリアは（後）

　N先生の過去のご経験や人柄が高く評価されて、全ての医療機関で内定を頂く事が出来、すべての医療機関で先生のご希望の週5日で年収1,700万円以上、住居手当や引越し費用も負担いただけると高待遇でのオファーでした。

　奥様と居住場所や近隣の循環器救急対応可能な病院、将来の第二の故郷として購入を予定している新居の場所など、慎重に検討された中で1件の精神科病院に入職を決めて頂きました。

　こちらの医療機関は部長という役職や住居手当や引越し費用はもちろんの事、土地勘のない先生の為に住居も探して頂けるなど手厚いサポートをして頂き入職が決まりました。

　64歳とベテランの先生でも、今までの経験や人柄があれば高く評価して頂ける医療機関が数多くある事を再認識させて頂きました。

　今回は転居を伴う転職でしたが、医療機関のご厚意や先生の転職の意欲で先生のご希望通りの医療機関に3月初旬には内定を頂き、約1か月でのスピード入職に繋がりました。

　3月の1か月間、引越しの準備や入職の手続きに時間をかけられた事や、1泊2日で複数医療機関との面接、住居選びの為に飛行機や移動時間などの細かなスケジュール管理をさせて頂いた事を高く評価して頂き、先生よりも深く感謝の言葉を頂く事が出来ました。

　入職1週間後に先生にご連絡させて頂くと、新たなエリアでの勤務や病院の設備・規則に戸惑いはあったものの医師人生最後の病院・居住地として地域の医療に貢献していきたいと強い意欲を見せておりました。

　医師に定年はないといいます。
　高齢ということが転職に関してネックとなる事もありますが、逆に60代になった事で今までの経験は若い先生よりも厚みがあり、人柄や意欲があればそれを高く評価して頂ける医療機関は多くある事を実感させて頂きました。

　N先生の今後の更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。