「医師として」メインタイトル
60歳半ば 評議員も務める
著名な心臓血管外科部長の転職活動とは?
 

第二十六話
60歳半ば
心臓血管外科部長からの転職(前)

 心臓血管外科 部長職以上での転職をご希望
心臓血管外科 部長職以上での転職をご希望
 約3ヶ月前のF先生のサイトからの問い合わせが先生とのお付き合いの始まりでした。
 担当することになり先生が入力頂いた情報を確認すると、資格はたくさん取得され評議員もされているような先生で、現職は地域の中核病院の心臓血管外科部長でお名前を検索するとたくさんの情報が出てる著名な先生でした。

 少し緊張感をもちながらお電話させて頂きました。すると電話越しの声は重みと品格があるような話し方で、本当に私が担当させて頂いても大丈夫なのかと心配になりながらもお話をしました。
 転職理由としては、関東に自宅があり、今まで遠方で勤務してきたのでそろそろ自宅に近い関東圏で心臓血管外科の部長職以上で転職をしたいと言うご意向でした。
 一 予想外に難航する転職活動
予想外に難航する転職活動
 これほど経験値がある先生ならば案件を見つけるのはそれほど難しくはないと思いながら各医療機関へ連絡を入れ始めました。まず都内の医療機関を中心に連絡を入れましたが、殆どが部長はいるので若手医師がほしいという募集で年齢構成を考えると難しいという回答ばかりでした。やはり都内は医師が多い部分がありましたので東京近隣の県に範囲を広げましたが、やはり同様の回答ばかりでその時点では年俸や諸条件にかかわらず応募できる求人すら確認できていない状況が続きました。

 その状況を報告しなくていけませんので申し訳ない気持ちで連絡を入れると、先生からは「まあそんな感じでしょう」というお言葉が返ってきました。てっきり残念がられると思いましたがある程度予測されていた感じでしたが、それゆえに私の不甲斐なさは拭えませんでした。
 二 九州の急性期病院で面接
九州の急性期病院で面接
 先生からは退職は決定しているので関東圏に拘らずに心臓血管外科医として勤務できる所を探してくださいとお言葉を頂き、全国で心臓血管外科の募集確認を行いましたが地方においても同様で40~50代の部長がおられ、その年齢以下で募集されている求人ばかりでした。すると九州のある400床希望の急性期の病院で面接は可能という事で返事を頂きました。さっそく先生へ連絡を入れF先生も関心を持って頂き面接を行いました。
 三 1ヶ月待つも「採用は難しい」
1ヶ月待つも「採用は難しい」
 面接の内容は、理事長と意見交換なども踏まえ将来性の部分で話がかみ合い良い雰囲気で終わりましたので入職に向けてかなり近づいたように思えました。F先生は入職の気持ちがありましたが、病院側から1週間後に頂ける予定が最終の返事は1ヶ月後となりました。

 病院からの返事は1週間後位には頂けるという事で、1週間後に連絡を入れると結果が出ていなく理由を尋ねると、理事長と心臓血管部長がまだ話し合いをしているのでもう少し待ってほしいという事でした。それが3週間たっても同じ回答、4週間目でやっと最終の返事があり、「協議の結果今回は難しいという事になりました」と言う事で、恐らくしっかり協議頂いたと思いますが先生的には1ヶ月返事を待って採用は難しいという返事はさすがに気疲れをされた感じは否めませんでしたので、挽回すべく新しい求人の掘り起し作業に入りました。
 
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