「医師として」メインタイトル
今後の医師人生に対する熱い気持ちをお持ちの医師、
改めて臨床分野に挑戦を希望する医師の転職活動とは?
 

第二十四話
基礎から臨床へ 定年後の新たな挑戦(前)

 始めて頂いた問い合わせメール
始めて頂いた問い合わせメール
 T先生から始めて頂いた問い合わせメールには、日々多くの先生方から頂くそれらとは少々異なり、今後の医師人生に対する熱い気持ちがしたためられておりました。
そして、熱くも丁寧なその文面には人柄の良さがにじみ出ており、読み終えた頃には私にも熱さが伝染したのか、「必ずT先生のご希望を叶えさせて頂こう!」と、とてもモチベーションが上がりました。
 一 改めて臨床分野に挑戦を希望
改めて臨床分野に挑戦を希望
 ご相談内容としましては、定年を機に単身赴任先からご自宅に戻り、その上で新たな分野に挑戦したいとのことで、これだけの内容であれば過去に何度もご転職のサポートをさせて頂いておりますので何ら問題なく、T先生のご自宅周辺の医療機関を思い浮かべながらお話を伺っておりました。
具体的にご提案させて頂く為に、専門科目を確認させて頂くと、T先生のご専門はそもそも「臨床」ではなく「基礎」であり、臨床からは30年近く離れられ、また、勤務先の規定上アルバイトは禁止されていたとのことで、ご自身で「新米Drと思って頂いて結構」と冗談を交えながらも、なぜ改めて臨床の分野に挑戦されることになったのかなど熱い思いについて、話して下さいました。
 二 ご縁の中で導かれたこれまでの道
ご縁の中で導かれたこれまでの道
 T先生が仰るには、ご自身が進んでこられた道は多くのご縁の中で導かれたものであり、与えられた持ち場で最善を尽くすことだけを考えて日々を過ごして来た結果、基礎畑を長く歩むことになったとのことでした。
その時々に必要とされる場所がそうであっただけであり、幸か不幸か自身が切望して切り開いてきた道ではなく、めぐり合わせのなれの果てであると半ば自嘲気味に、時には昔を懐かしみながら様々教えて下さいました。
 三 医師として後10年は社会に貢献したい
医師として後10年は社会に貢献したい
 また、医師人生の集大成である今だからこそ、再度臨床に挑戦し医師として後10年は社会に貢献したいとの思いがある為、退職し悠々自適な生活を送るよりもこれからも新たな学びを続け、夢中になれる日々を過ごしたいとの溢れる思いについても語って下さいました。
 四 病棟管理中心の求人をご提案
病棟管理中心の求人をご提案
 しかしながら、コンサルタントとしての私の率直な意見としては、臨床の現場へのご転職はかなり厳しく、年齢面及び臨床から離れられた期間の長さ、そしてアルバイト経験の無さなどから鑑みても、一般的な保険診療だけでは求人が限られている為、自由診療も選択肢に入れて頂かないとご提案が難しい旨を伝えさせて頂きました。
ただ、T先生は自由診療へのイメージが沸かず、あくまで保険診療の範囲で貢献できる医療機関を希望された為、少々ゆとりを持った勤務が可能な病棟管理中心の求人をご提案させて頂くことになりました。
 
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