「医師として」メインタイトル
隠居暮らしをされていた先生からの電話連絡。
年齢に関係なく人様の役に立ちたいという想い。
 

第十五話
生涯現役!80歳からの新たな挑戦!(前)

 79歳の先生から、お電話でのご相談
79歳の先生から、お電話でのご相談
雪の散らつく年の瀬のある日、79歳のO先生からお電話でのご相談を頂きました。
 一 生粋の外科医で、 立派なご経歴の先生
生粋の外科医で、 立派なご経歴の先生
O先生は、生粋の外科医でいらっしゃり、医局派遣や海外留学で様々なご経験をされた後、国公立の大学病院で医局長を務められ、400床規模の病院の開設にも関わり、長く院長職に就いておられたとのことで、当に医師としてエリート街道をまっしぐらに駆け抜けて来られた様な立派なご経歴をお持ちでした。
 二 隠居暮らしから転職の意向
隠居暮らしから転職の意向
そんなO先生ですが、院長職を退かれた後は知り合いの紹介で老人保健施設(老健)の施設長職(管理医師)として13年間勤められ、その後2年間ほど奥様の勧めもあってゆっくりと隠居暮らしをされていたとのことでした。
この時、私の頭の中に、「悠々自適な隠居暮らしをされている中で、なぜ弊社にお問合せを下さったのか」と素朴な疑問が浮かんできましたので、ありのままO先生に質問をさせて頂きました。
すると、O先生は間髪入れずに一言、「退屈やねん」と気持ちいいほど痛快な回答を下さいました。
 三 働けるうちは人様の役に立ちたい
働けるうちは人様の役に立ちたい
奥様の勧めもあって、周囲に迷惑をかけぬ様、体調が悪くなる前に一大決心をして仕事を辞めたものの、いざ辞めてみるとこれと言ってすることもなく、ゆっくり過ごすのにも飽きてしまい、また医師として働けるうちは何かしら人様の役に立ちたいと思う為、再度、老健の施設長職を紹介して欲しいとのことでした。
奥様にも、身体に無理のない範囲であれば復帰してもいいと、通勤エリアや勤務日数など条件付きではあるが許可が出たと冗談を交えながら様々お話下さり、大変親しみやすい人柄を感じつつ、生涯現役とはO先生の様な方を言うのだろうと敬服致しました。
 四 年齢だけで判断せず、 まずは面談を!
年齢だけで判断せず、 まずは面談を!
ただ、具体的な求人をご提案させて頂くとなると79歳という年齢がネックとなり、実際は少々難しいかもしれないと、一瞬弱気な思いが逡巡し、自信を持って任せて下さいと言いきれない自分がいました。
電話越しの口調はハキハキとされ、老健の施設長をしたい、人様の役に立ちたいとご自身の考えも明確である為、年齢だけで勝手な判断をするのではなく、まずはご面談をさせて頂くことになりました。
 
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