「医師として」メインタイトル
医師は引退のない職業。ゆえに現役にこだわる医師が多い。
今回は、1年の充電期間を経て現場復帰を目指す
精神科医とコンサルタントの実話。
 

第4話
充電完了!いざ現役復帰へ

 一 65歳精神科医、1年ぶりの現場復帰希望
面談
今回ご紹介させていただく先生は、以前弊社からの紹介でご入職をされて、再度ご相談をいただいた精神科の先生です。
当時65歳で、1年間の充電期間を経ての就職のご相談でした。

先生との出会いは1本のお電話から始まりました。以前弊社の紹介でご入職されて、今回の就職活動も弊社にお願いしたいとの内容でした。ご面談の日時や場所をご指示いただき、すぐにお会いさせていただくことになりました。この時点では私は、失礼ながら65歳という年齢もあり、果たしてご紹介できる医療機関がどれだけあるだろうかと消極的な気持ちでした。
 二 初対面
面談
当日、ご指定いただいた場所にうかがうと、65歳という年齢を感じさせないとても生き生きとしたお若い女性がいらっしゃいました。自己紹介を済ませ、先生のお話をお伺いすると、一度勤務をお休みしていたが、あと何年医者ができるかわからないので少しでも社会に貢献したいという想いが日に日に強くなってきたとのことでした。そして、温かみのある声と話し方で、精神科の医師の役割についてお話をしてくださいました。特に印象的だったのが、
学生時代に読まれたというヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」についてのお話です。精神科医を目指す医学生の必読書であるとともに、人生について考えることのできる本であるとのことでした。
この他にも、今までご勤務をされた病院でのお話をとても丁寧に教えてくださり、あっという間にご面談の時間が過ぎていきました。

先生のご希望としては、患者様のお話をじっくり聴くことができるクリニックの外来で、週5日、1,800万円。通勤時間よりは業務内容を優先したいとのことでした。
お会いする前の私の消極的な気持ちはなくなり、この先生であればきっといろいろな医療機関にご紹介できると確信しました。

真面目で優しい印象の先生にぜひご紹介をしたいという医療機関が一つ思い浮かびました。こちらの医療機関は精神科の病院やクリニックを複数持つ法人で、その中のあるクリニックで院長職を募集しておりました。現在の院長先生もとても真面目な方で、体調を崩されて休みがちになり、後任が見つかり次第療養に入りたいと希望されているとのことでした。すぐにでも勤務を開始したいという先生の希望とも一致するため、まずはこちらの医療機関に先生のご紹介をしました。事務長様に電話で先生のご経歴やお人柄を説明すると、すぐに法人内で確認をしてくださって、ぜひご面接にお越しいただきたいとのお話をいただきました。条件面も、先生のご希望を叶えられるものでした。
先生にご紹介をしたところ、興味をお持ちいただき、4日後のご面接が決定しました。

もう一つ、別の医療機関にも先生のご紹介をして、こちらもすぐにご面接のお話をいただきました。条件面は先ほどの医療機関よりも良いものでした。先生にご紹介すると、以前ご勤務されていたクリニックで患者様の紹介をよくしていた病院だったため、ぜひ行ってみたいとのお話をいただき、こちらもすぐのご面接が決まりました。
 
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