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「治す」と「防ぐ」を両立した医療へ
医療法人社団 葵会 川崎南部病院

病院の特色

1.循環器科

 開設に備え、心臓カテーテル室のリニューアルを行った。既に常勤医師が2人在籍し、さらに1人が増員予定となっている。カテーテル検査を活発に行っており、紹介の患者さんも多い。
 「社会保険病院にいらした先生方が戻ってこられたんです。狭心症や心筋梗塞などの患者さんが多いですね。コンスタントに紹介の患者さんも来られていますし、開院当初からアクティブな診療科です。」


2.外科

 外科医の古川副院長は腹腔鏡手術を得意としている。内視鏡は上部、下部ともに活発に検査や治療を行っている。新規開院にあたっては64列のCTも導入した。

 「手術室は2室稼働しています。排気などの配管を整備したり、超音波などの機器をリニューアルしました。手術室勤務の看護師も募集中です。体制が揃ったところで4室全ての手術室を稼働させる予定です。」

 一方、整形外科では大腿骨、人工関節置換術、人工骨頭置換術などの手術を積極的に行っている。
 また、地域には珍しい歯科口腔外科の専門医も在籍する。


3.呼吸器科

 病院周辺は工場が多いため、川崎社会保険病院時代から患者さんが多かった診療科である。
 「慢性閉塞性肺疾患や突発性器質化肺炎、じん肺症などが多いですね。最近では禁煙外来の患者さんも増えています。現在は気管支ファイバーは予約のみでお受けしています。外来のみならず、病棟もありますが、まだ診療科ごとの編成ができていませんので、一般病棟となっています。」


4.糖尿病科

 糖尿病専門外来を開設した。今後は教育入院も始める予定となっている。
 「地域の患者さんに喜んでいただいています。人工透析室も機器の入れ替えを行い、始めています。」


5.予防医学

 川崎社会保険病院時代から健診センターを完備し、予防医学に注力してきたため、川崎南部病院でもそのコンセプトを引き継いでいくことになった。
 「企業が多い地域ですので、企業健診などを積極的にお引き受けできたらと願っています。産業医の資格を持つ先生方にも是非お越しいただきたいですね。がんのリスクを採血で評価するがんリスクスクリーニングの導入や睡眠時無呼吸症候群の検査、心筋梗塞のリスクを早期に予知する高感度CRP、禁煙指導などにも取り組みます。」

2013.06.01掲載 (C)LinkStaff

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