HospitalInfo

バックナンバーはコチラ

122


北九州市病院局

北九州市立病院について

■北九州市立病院は、現在、医療センター、門司病院、若松病院、八幡病院の4病院体制での運営を行っている。

・医療センターは、市立病院群の基幹病院として、「地域がん診療連携拠点病院」に指定されている。
 また、市立病院として全国で始めての開設である「総合周産期母子医療センター」の指定も受けているほか、
 市内で唯一、感染症病床を有する病院である。
・門司病院は、市内で唯一結核病床を持つ病院であり、感染症病床を持つ医療センターとともに
 市民のセーフティーネットという観点から不可欠な機能を有している。
・若松病院は、総合的な診療機能を有する病院が不足している若松区において、唯一の総合的な病院である。
・八幡病院は、一般の診療に加え、救命救急センター、第2夜間・休日急患センター、小児救急センターを併設しており、
 本市の救急医療、小児医療の拠点として、市民の安全・安心の支えとなっている。

 今回は、これら市立病院の中から、医療センターと八幡病院についてご紹介する。


北九州市立医療センター

施設情報

◆病床数 636床(一般620床、感染症16床)
◆診療科目 総合診療科、内科、循環器科、呼吸器科、消化器科、糖尿病内科、 心療内科、精神科、緩和ケア、小児科、小児外科、外科、心臓血管外科、 脳神経外科、整形外科、呼吸器外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、 耳鼻いんこう科、放射線科、麻酔科、歯科、臨床検査科

光山 昌珠 院長プロフィール

 1969年に九州大学を卒業後、同附属病院で研修を行う。1971年8月から北九州市立医療センターの前身である小倉病院の外科に勤務し、2008年4月に当院長に就任。



病院の沿革

沿革

1873年(明治6年)4月 企救郡立小倉医学校兼病院として開設
1875年 4月 企救郡立から小倉県立となる
1876年 4月 小倉県の廃止により福岡県立となる
1877年 3月 福岡県立小倉医学校兼病院廃止
1878年 9月 企救郡立小倉医学校兼病院として再開
1898年 1月 馬借町の現在地に新築移転
1900年 4月 小倉市制の施行により、小倉市立病院となる
1944年 4月 病院施設を県に寄付し、福岡県立医学歯学専門学校付属病院となる
1947年 7月 学制改革に伴い、再び小倉市立病院となる
1963年 2月 北九州市の発足に伴い、北九州市立小倉病院となる
1968年 10月 北九州市立小倉病院付設がんセンターを開設
1971年 4月 厚生大臣指定の臨床研修病院となる
1971年 10月 がんセンター専用病棟を開設する
1991年 3月 小倉病院(総合基幹病院)の新棟が完成
1991年 5月 新棟での診療を開始
1991年 7月 名称を北九州市立医療センターに改称
1992年 4月 感染症病棟を開設(許可病床50床)
1992年 8月 立体駐車場 完成
2001年 4月 別館 完成。脳神経外科、心臓血管外科、精神科(外来)を新設
2001年 6月 緩和ケア病棟を開設
2001年 12月 総合周産期母子医療センターに指定される
2002年 3月 日本医療機能評価機構(一般病院種別B)の認定を受ける
2002年 8月 地域がん診療連携拠点病院に指定される
2003年 10月 臨床研修指定病院に指定される
2004年 3月 臨床研修協力病院に指定される
2008年 7月 外来化学療法センターを開設

北九州市立八幡病院

施設情報

◆病床数 341床(うち集中治療室8床)
◆診療科目 内科、循環器科、小児科、外科・呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、精神科、歯科

市川 光太郎 院長プロフィール

 1977年に久留米大学を卒業する。研修の後、1981年10月から北九州市立八幡病院小児科に勤務。2009年4月に当院長に就任する。



病院の沿革

沿革

1930年(昭和5年)10月 旧八幡市の前田京町(現西本町)に八幡市立診療所として開設
1943年 3月 尾倉の釜蓋町に総合病院として、八幡市民病院を新築
1945年 8月 空襲にて消失
1945年 10月 東鉄町の市営産院を市民病院仮病舎に仕立て、診療を開始
1949年 4月 荒生田地区に仮病棟を造設して診療を再開し、国民健康保険直営八幡市立病院と改称
1950年 12月 現在地で八幡市立病院として本体を新築し、完成(4診療科、20床)
その後10年をかけて建設計画 完了(12診療科、267床)
1963年 2月 5市合併により、北九州市立八幡病院と改称
1978年 10月 現在地に全面改築を行い、救命救急センターを併設。救急病床40床、ICU6床を含む246床となる
1983年 3月 救命救急センターの増築 完成。14診療科、救急専用50床、ICU14床を含む400床となる
1990年 3月 手術室を増築
1992年 4月 循環器科を新設し、心カテ室を整備
1994年 7月 ドクターカーの運用開始
1994年 9月 一般外来診療部門の増改築を行う
1995年 7月 第2夜間・休日急患センター オープン
1996年 1月 精神科を新設
1996年 10月 第2夜間・休日急患センター新棟 完成
1997年 10月 呼吸器外科を新設
1999年 5月 立体駐車場が完成
2003年 10月 小児救急センターを併設
2008年 6月 救急ワークステーションを開設

2011.01.1.掲載 (C)LinkStaff

バックナンバーはコチラ