ドクター転職ショートストーリー

自由診療への挑戦(上)

2020年10月15日 コンサルタントK

本日ご紹介させて頂くA先生は、弊社に転職希望でお問い合わせを頂いた事からお手伝いさせて頂く事となりました。

A先生は自由診療を希望されていたのですが、ご経歴を見ると数年前まで整形外科で開業をされていたり、地方から都心部へ転居されていたり、HPへの顔出しはNGだったりと、先生の現状や詳しい希望が分からなかった為、一度ご面談をさせて頂く事となりました。

面談当日、お店の前で先生をお待ちしていると「リンクスタッフさんですか?」とメールのやり取りでは想像もしなかった、爽やかでとても礼儀の正しい男性が颯爽と自転車に乗っていらっしゃいました。

面談中はA先生より「必要な事は全てお答えするので何でも聞いてください」と包み隠さずお答えいただき、人柄も素晴らしい先生である事がすぐに伝わってきました。

A先生に現状やご希望を伺うと、数年前まで地元で開業しており、その時はA先生のお人柄からも伝わってくる通り、患者さんからの信頼も厚く、食事をする暇もないほど患者さんがたくさんいたのですが、お子様の教育の為にも知人にクリニックを継承して現在の都心部に引越ししてきたとの事でした。

開業時の収入や医業以外の収入を含めて金銭的には全く困っておらず、この数年は医師として働かずに今までなかなか取れなかったお子様との時間を大切にして、子育てを優先してこられたのですが、お子様が留学する事になったため、もう一度医師として人の役に立ちたいと思い、今回のご相談を頂きました。

未経験でも可能な外科の自由診療は限られてくるのですが、A先生の人柄とコミュニケーション能力、経験を考えれば、面接さえ設定出来れば内定をもらう事は時間の問題だと思っていました。

実際に1件のオファーを頂く事ができて、すぐに面接の日程調整を進めました。 現在、選考フローが複数ある医療機関の1次面接はオンラインを利用する事も多くなってきており、こちらの医療機関も1次面接はオンラインで実施する為、1次面接はすぐに設定出来て和やかな雰囲気で終了し、このまま順調にいくと思われたのですが、ここで1つ問題が発生してしまいました・・・

次へ続く

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