ドクター転職ショートストーリー

眼科CL院長職への再チャレンジ!(上)

2020年1月15日 コンサルタントK

Y先生に初めてお会いしたのは数年前、定期非常勤チームから転職をお考えのDrがいると引継ぎを受けた時でした。
その際、Y先生は弊社からのご紹介で週1回のアルバイト勤務をされていたのですが、常勤として勤務していたクリニックが業務縮小することになり、転職せざるを得なくなったとご相談頂いたのです。 ただ、その時はY先生のご希望に合致したご提案が出来ず、結果的に他社の紹介でご転職をされました。

それから、数年ぶりに近況伺いも兼ねて眼科CLの院長職求人をご提案させて頂いたところ、驚くことにY先生はちょうど転職を検討されていたのです。
Y先生からは、「どうしてこのタイミングで連絡をくれたのですか!?転職しようと考えているのを知っていたのですか!?」と怪しまれ、私がどこかからY先生の個人情報を入手していると思われる程タイミングが良すぎた様で、とても驚かれました。

私は、このようなジャストタイミングの体験を過去に何度か経験している為、その時の事例も紹介しながら、笑い話として「Y先生のことをずっと見ていますから、悪いことは出来ませんよ~(笑)」と伝えると、Y先生からは、「悪いことはしていませんが、現職のことで困り果てていたので神様が助け船を出してくれたのかも!大船に乗ったつもりでいていいですか(笑)」との返しがあり、久しぶりのご連絡にも関わらず、談笑させて頂いたおかげで一気に距離が詰まり、現職での悩みや転職を検討されている理由について、詳細に話して頂くことが出来ました。

Y先生は1年ほど前に、他の紹介会社から新規開設の眼科CLを提案され、院長職として入職されていたのですが、スタッフが定着せず雑用もこなしており、また、集患の為ホームページの作成や地域のクリニックとの連携を法人に求めるも全く対応してもらえずで、開業半年が経つにも関わらず地域住民に認知されることなく、患者は1日5人程度とのことでした。
法人からは、開業してから半年も経って患者が増えないのはY先生の力不足であるとの強い指摘や、時には責任を取る様にと迫られることもあり、どのように対応すれば良いのかわからず困り果てているとのことでした。Y先生としては、院長職と言えど雇われの身の為、自身のせいにされるのは心外であり、また、医業に専念することで了承を得ていたはずなので、責任の所在は法人にあるとのお考えで、双方の信頼関係はすでに崩壊していました。

次へ続く

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