ドクター転職ショートストーリー

小児科医にこだわり(上)

2019年08月15日 コンサルタントH

今年の3月に40代の小児科Dr、K先生より非常勤を希望されているという事でお問い合わせを頂きました。

経緯としては、2月まで他府県の公的診療所の常勤医として勤務されていましたが、自宅との往復を今後も継続していくことを考えると継続勤務が難しいという判断に至り転職を考えられました。お問い合わせ頂いたタイミングでは退職済みで転職活動はすでに行われていました。

先生の希望としては診療所(クリニック)で常勤小児科医として勤務したい意向、すでに他社でいろいろ求人を打診されていましたが、まず案件の絶対数が少なく意向に沿った求人がなかったので弊社へ問い合わせを頂いた状況。

まずご挨拶と求人のご紹介で面談の時間を頂ける事になり、事前に面接に行かれたことのある医療機関名をヒアリングしていましたので、それ以外で求人確認を入れましたが、病院の求人はありましたが小児科診療所(クリニック)の求人は開業医の先生おひとりで診療されている所が多く、非常勤の話なら聞いて頂けますが、常勤までは必要ないという所が多く、1件も求人票を持参できないのは避けたいので、車で1時間30分くらいかかる過疎地域の募集があったので一応持参致しました。常勤だけで探すことは難しく、先生も難しい部分は感じられていましたので定期非常勤担当者も同行することになりました。

面談の当日、常勤の求人からご紹介させて頂きましたが、再度遠方の医療機関はあまり考えにくいので
私から提案した案件は即座にNG、常勤の話はすぐに終わり非常勤の話に直ぐに切り替わりました。

今は勤務をしていないので早々に勤務を開始したい気持ちがあり、非常勤については面接等について直ぐに話が進んでいきましたので常勤の話は進めづらくなり、混乱を避けるために常勤の話を一旦控えることにしました。

求人があればすぐに提案する旨は伝えていましたので、その後も求人の掘り起し作業を継続しましたが
大半が必要なしや充足ばかりで作業は難航しました。

そんな時、先生から「面談時に提案してもらった過疎地域の勤務についてお伺いしたいことがございます」とメール連絡を頂き「もしや前向きに考えて頂けるのではないか」と期待を膨らませ連絡を入れました。

次へ続く

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