ドクター転職ショートストーリー

地域を支える眼科病院(下)

2018年08月01日 コンサルタントK

後日、I先生と医療機関との日程調整をさせて頂き、院長先生との面談に臨みました。
ご面談の設定をさせて頂いた医療機関は、眼科の単科病院として数十年の歴史があり、今もなお創業者の院長が御年80歳になられても第一線で活躍されている、地域に根づいた眼科病院でした。
院長先生は、外来・オペだけでなく学会や医療関係者との会合などに、時間の許す限り積極的に参加されているとのことで10歳も20歳も若々しく見え、当に活力がみなぎっているかの様にお元気でいらっしゃいました。

院長先生曰く、新たな手技を学ぶことや最新の機材に触れること、若い先生と意見交換をすることなど全てが良い刺激になっており、老いる暇など全くないとのことで、何事にも興味・関心を持ち続ければ幾つになっても成長することは出来ると生涯現役の秘訣をご教示下さいました。
また、自己研鑽を行うことは自身の為だけではなく、ひいては患者様に良い治療を行い喜んで頂く為に行うのであって、独り善がりや自己満足の類とは別物であると、医業に専念し続けるご自身のライフワークについても話して下さいました。

ご面談後、I先生は初対面の自分に対して丁寧な対応をして下さり、ご自身の考えをありのままさらけ出して話して下さった院長先生に感銘を受けたとのことで、ぜひ入職させて頂きたい、病院のさらなる発展の為に貢献させて頂きたいと、固い意思表示をして下さいました。

ご面談後、数日経ってからお聞きしたのですが、実はI先生のお父様も生前は開業医として生涯現役を貫かれた生粋の医師であり、院長先生とお父様が世代的に近く、医師としての考え方、生き方が似ているということから、この度のご転職に対して何かしら運命めいたものを感じ、残りの医師人生はお父様の様に地域で暮らす皆さんの為に、役立てていきたいとのことでした。

私は、コンサルタントとして多くの先生方のご転職に携わって参りましたが、ご転職にはご縁とタイミングといった目には見えない大きな力が働いており、どんなに条件が良くても話がまとまらない時もありますし、条件からは少しずれていると感じる場合も先生の真のニーズを見つけ出すことで、結果的に喜んで頂いたことが幾度となくございました。

ご転職をお考えの先生方がご自身でも気づけていない新たなニーズに応えるご提案ができてこそ本当のコンサルタントと言えるのではないでしょうか。
「期待を超えたご提案」、それが私たちリンクスタッフのコンサルタントとしての自負であり、証明です。

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