ドクター転職ショートストーリー

医師のお人柄が結んだご縁(上)

2014年11月15日 コンサルタントT

T先生との最初の出会いは夏真っ盛りの8月上旬のことでした。

ご登録をいただいている先生方に近況をお伺いさせていただくためにお電話をした際に、T先生とお話をさせていただいたことがきっかけでした。

T先生は現在の病院に6年間ご勤務をされていて、病院自体や勤務内容については全く問題がないが、通勤時間の長さが年々負担になってきたとのことでした。
先生のご自宅からご勤務されている病院までの通勤時間は車で片道1時間30分。
渋滞につかまるとそれ以上になる時もあるとのことでした。
さすがに毎日のこととなるとこの距離はさぞ大変だろうと思いました。
また、先生は、何か緊急事態が起こった際に、徒歩ででも駆けつけることができる病院が安心だとおっしゃいました。

私としても共感できる部分が多くありましたので、T先生にお会いしたくなりました。
そこで早速、先生に合った病院の提案をさせていただきたいと思い、ご面談のお願いをしたところ、先生からは「今は、夏休みをローテーションでまわしているということもあり、もう少し落ち着いてからお会いしませんか?」とのお返事がありました。
その後、何度かお電話で先生のご希望や現在のご勤務の内容などを少しずつお伺いさせていただき、その度にお気遣いをしてくださる先生のお人柄にいつも頭が下がる思いでした。

実際にT先生とお会いさせていただいたのは、少し涼しくなってきた9月下旬のことでした。お会いしてみるとお電話の時のお感じ通り、とても優しそうな先生でした。
きっと患者様からも人気の先生なのだろうなと思わせる雰囲気が溢れていらっしゃいました。

事前にいくつかの案件を用意し、ご面談の際に提案させていただいたところ、A病院での面接がすぐに決まりました。
A病院は先生のご希望の勤務内容であり、また普段のお付き合いの中から先生の雰囲気と合うと確信していた病院であり、先生のご自宅から20分という近さでした。

先生もA病院をこの段階で気に入ってくださり、私はぜひとも今回の案件を成約に結び付けたいと思いを固めることができました。

次へ続く

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