ドクター転職ショートストーリー

ご縁をつなぐ(上)

2014年05月15日 コンサルタントS

私が、A先生と初めてお会いしたのは、暮れも押し詰まった頃でした。
きっかけは、弊社にご登録頂いている多数の先生方に電話やメールで転職のご希望をお持ちでないか伺うためにご連絡をさせて頂いた事からでした。

A先生にお電話したところコールが長く続き留守電に切り替わりました。そこで、先生へ『近況のお伺いでお電話した旨、弊社へご登録頂いているお礼と今後の転職のご希望があればお役に立ちたい』と、メーセッジを残しました。

それから数日が過ぎた頃、私の不在時にA先生よりご連絡を頂きました。先生は、丁度ご転職をお考えになっていたとの事で、私が留守電に残したメーセッジを聞いて弊社へご連絡下さいました。先生のスケジュールは、年の瀬で目一杯埋まっていたにも拘らず、1日だけご都合をつけて下さりご面談の機会を設けて頂きました。

ご面談当日は、私と弊社コンサルタント1名で先生にお会いしました。待ち合わせ場所に、きりっと出来上がった身ごしらえの男性がいらしたので「リンクスタッフのSです。」とお声を掛けると、やはりA先生ご本人でした。近くの喫茶店まで移動してお話を伺いました。

ご勤務後の面談にも関わらず、終始快くこれまでのご経歴や今回の転職の理由をお話して下さいました。お話を伺う内にA先生が、真摯に患者様の事を第一に考えて、長年第一線で医療に携わって来られたことが分かりました。

お人柄だけでなくご経歴も素晴らしい先生で、ご出身医局からの依頼により、病院の立ち上げ及び立て直しに携わって来られた結果、複数の病院で院長等のお立場を歴任されておられました。

また、先生が今後のご勤務を希望されているのは療養型の医療機関でした。先生のご自宅から1時間以内 週4日で当直無しという内容でした。

翌日から、先生のご希望に沿った求人をお探しすることからスタートしました。

次へ続く

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