現役バリバリ 内科医Y先生の転職活動とは?
第六十四話
健診医のセンター定年後の転職(後)
七、近隣の医療機関を紹介
次にY医師を紹介したのは、こちらも車で20分程の近隣の医療機関でした。
300床規模のケアミックス病院でしたが、直近で脳神経内科の常勤医が退職していたこともあって、Y医師を打診したところすぐに理事長と院長、内科部長に会って欲しいとのことでしたので面談を設定しました。
300床規模のケアミックス病院でしたが、直近で脳神経内科の常勤医が退職していたこともあって、Y医師を打診したところすぐに理事長と院長、内科部長に会って欲しいとのことでしたので面談を設定しました。
八、採用には至らず
面談は和やかな雰囲気で進行しましたが、内科部長から「Y先生は元々脳神経内科専門医でいらっしゃるので、脳神経内科専門外来はして頂けますよね」といわれて、Y医師が「15年間健診一本でやってきましたので、専門外来は自信がないですね」と答え、続けて院長が「経歴書に、非常勤で療養型病院の病棟管理を20年程やられているとありますので、療養病棟の患者さんの主治医はお願い出来ますよね」といわれて、Y医師が「完全寝当直で延命もまったく行っていませんので、療養病床でも主治医はちょっと難しいです」と答えたので、場の雰囲気は凍りついて面談は終了しました。もちろん採用には至りませんでした。
九、健診案件を探す
これまでの転職活動の流れから、Y医師にはやはり直近15年勤務している「健診」でしか転職が難しいと確信して健診案件を探すことにしました。
健診センターや医療機関の健診部署での「健診医」の募集は決して少なくはないのですが、応募条件が「女性医師限定」「50歳迄」「読影の出来る医師」が必須というところが大半で、これらをすべてクリアしても年俸は1200万円程度で、Y医師の現年俸の1500万円には到底届きませんでした。Y医師もこのまま400万円以上の年俸の減額を受け入れて、現職を続けざるを得ないと思われるようになりかけていました。
健診センターや医療機関の健診部署での「健診医」の募集は決して少なくはないのですが、応募条件が「女性医師限定」「50歳迄」「読影の出来る医師」が必須というところが大半で、これらをすべてクリアしても年俸は1200万円程度で、Y医師の現年俸の1500万円には到底届きませんでした。Y医師もこのまま400万円以上の年俸の減額を受け入れて、現職を続けざるを得ないと思われるようになりかけていました。
十、車で1時間以上の健診求人
私も必死でY医師の条件に当て嵌まる案件を探していましたが、中々思うようにならず時間が経っていきました。
案件を探し始めて2ヶ月以上たった時、関西地方のS県の病院で、車で1時間以上かかりますが、年俸1500万円以上の健診求人を見つけました。すぐに同院の担当者に連絡を取り、Drの匿名の経歴を送り応募の打診を行いました。現在健診センターのセンター長で、健診センター勤務が15年以上ということで、年齢の問題もなく面接が設定出来ました。
案件を探し始めて2ヶ月以上たった時、関西地方のS県の病院で、車で1時間以上かかりますが、年俸1500万円以上の健診求人を見つけました。すぐに同院の担当者に連絡を取り、Drの匿名の経歴を送り応募の打診を行いました。現在健診センターのセンター長で、健診センター勤務が15年以上ということで、年齢の問題もなく面接が設定出来ました。
十一、病院長の一言で採用に
ところがこの面接でも問題が発生しました。同院の求人内容が健診センター内での人間ドックメインの勤務だったのですが、Y医師はこれまで巡回健診メインでドック業務の経験がほとんどなかったのです。このことで健診センター長は難色を示したのですが、病院長が「うちでも巡回健診を強化すればいいじゃないか」といわれて、その場で採用となりました。
非常に厳しい条件の転職でしたが、Y医師にも病院にも本当に喜んで頂けました。
これだから、医師紹介は辞められません。
非常に厳しい条件の転職でしたが、Y医師にも病院にも本当に喜んで頂けました。
これだから、医師紹介は辞められません。


