
施設長という役職へのこだわりがあるDrの転職活動とは?
第六十三話
M先生 医療従事者として熱意再び(前)
一、登録のDrへ架電

この日は年の瀬の空気でどこかせわしい一日でした。新規の登録ドクターの転職支援がひと段落し、過去に登録いただいた先生方のデータベースから電子メール及び架電に注力していました。
登録から10数年経つDrへ、いつものように株式会社リンクスタッフ常勤担当でございます。転職など来年4月へ向けお考え無かったでしょうか。するとM県在住の一人の医師との出会いがありました。
登録から10数年経つDrへ、いつものように株式会社リンクスタッフ常勤担当でございます。転職など来年4月へ向けお考え無かったでしょうか。するとM県在住の一人の医師との出会いがありました。
二、キャンピングカーで悠々自適

登録内容を改めて確認すると76歳とあるが、その声は若々しく、現在の状況、近況を確認する価値があると私は判断致しました。M先生は、医師生活を引退し、今は趣味のキャンプ等を楽しませてもらっているよとの回答でした。
聞けば、半年程前に非常勤先である療養型の病院を退職し、今は全くのフリーで医師としてのお仕事はされていらっしゃらないとの事。悠々自適に自慢のキャンピングカーで全国を旅しているとの事でした。
聞けば、半年程前に非常勤先である療養型の病院を退職し、今は全くのフリーで医師としてのお仕事はされていらっしゃらないとの事。悠々自適に自慢のキャンピングカーで全国を旅しているとの事でした。
三、父親の話を少し…

実際に張りのあるお声で充実感を漂わせておりましたが、あまりにも現役感が感じられましたので、父親の話しを少しさせて頂きました。
私の父親が一旦定年退職したものの、毎日が休みだと生活にメリハリがなく週3勤務で4日休む生活を80代で行っている事をお話しさせて頂き、おかげ様で週末には趣味のゴルフを楽しむ生活を永くしています。
それこそコースに毎週のように出かける程元気ですとお伝えした所、M先生より【それは凄いですね、確かに毎日休みだと、あと半年もすれば飽きるだろうな】と、私は直観的にM先生はまだ医師として働く熱意をお持ちではないかと感じました。
私の父親が一旦定年退職したものの、毎日が休みだと生活にメリハリがなく週3勤務で4日休む生活を80代で行っている事をお話しさせて頂き、おかげ様で週末には趣味のゴルフを楽しむ生活を永くしています。
それこそコースに毎週のように出かける程元気ですとお伝えした所、M先生より【それは凄いですね、確かに毎日休みだと、あと半年もすれば飽きるだろうな】と、私は直観的にM先生はまだ医師として働く熱意をお持ちではないかと感じました。
四、週4なら

そこから少し雑談をする中で、仮に週4勤務で無理なく常勤医として働ける環境で、先生のご年齢でも必要とする医療機関があれば、実際どうですかと尋ねたところ、まだ医師としてニーズが私でもあるのであれば、週4なら勤務する意欲がある事、内科医としてまだ燃え尽きてない事をお話しして下さいました。
そこから来年4月に向け私とM先生の転職活動が始まりました。先生の勤務条件として、通勤40分以内、車通勤、外来病棟管理業務、当直無、1年に一回はキャンピングカーで旅行に行きたい為、柔軟に連休が取れる環境であること。以上を条件に私の案件探しが始まりました。
打診当初は年齢で断られる事が多く、条件が合わず苦戦が強いられました。
そこから来年4月に向け私とM先生の転職活動が始まりました。先生の勤務条件として、通勤40分以内、車通勤、外来病棟管理業務、当直無、1年に一回はキャンピングカーで旅行に行きたい為、柔軟に連休が取れる環境であること。以上を条件に私の案件探しが始まりました。
打診当初は年齢で断られる事が多く、条件が合わず苦戦が強いられました。
五、M先生に会いに

M先生の再び医師として働く意欲を高めたのは良いが、後2日後に迫った先生との面談の日までに、先生にぴったりの案件をお持ちしますとの約束を守れるのだろうか。不安がよぎりながらも電話、メールを駆使し、私は必至に打診を続けました。
すると70半ばでもOKのS病院から面談オファーを頂けました。聞けば現在の常勤医師は外科系医師が多く内科系の全身診れるDrであれば、一度会ってみたいと。。。
M先生は開業していた事もあり、循環器が専門ではあるものの町の家庭医的なお仕事を長くやられていたので、病院側の条件には合致します。ようやく約束の当日になって、面談の日にお持ちできる案件がみつかったのです。私は求人票を早急に準備し、病院の特徴などを理解した中で、M先生に会いに行きました。
すると70半ばでもOKのS病院から面談オファーを頂けました。聞けば現在の常勤医師は外科系医師が多く内科系の全身診れるDrであれば、一度会ってみたいと。。。
M先生は開業していた事もあり、循環器が専門ではあるものの町の家庭医的なお仕事を長くやられていたので、病院側の条件には合致します。ようやく約束の当日になって、面談の日にお持ちできる案件がみつかったのです。私は求人票を早急に準備し、病院の特徴などを理解した中で、M先生に会いに行きました。