
65歳、ベテラン消化器外科のA先生
転職回数が多く面接設定が困難なケースの転職活動とは?
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第二十九話
65歳 消化器外科医として続けたい(後)
四 諦めモードが漂うも消化器外科医の急募が!

A先生がお住まいの地域から車で2時間半程度かかりますが、消化器外科医を急募されている医療機関があり、求人内容をヒアリングして先生にすぐにお伝えした所、大変喜んで頂けました。
できるだけ自宅近く、通勤可能な範囲で探してほしいと依頼を頂き確認作業を入れておりましたが、中々提案できる求人がなく少し諦めモードが漂っていたからです。
できるだけ自宅近く、通勤可能な範囲で探してほしいと依頼を頂き確認作業を入れておりましたが、中々提案できる求人がなく少し諦めモードが漂っていたからです。
五 条件が折り合わず、この話はなかったことに

A先生は前職の有給消化中でしたので早々に面接日程を組むことができました。
地域医療をしっかり担っている病院で、それほど大規模な病院ではありませんでしたが、中核病院的な立ち位置でどんな患者さんでも一旦は受け入れを行っている病院という事はお伝えして面接に臨みました。
そして面接は問題なく終わりましたが、先生が思っていた以上の勤務だったことに少し不安を持たれました。病院側も面談時は和気あいあいと話をして頂きましたが、医師不足とは言え外科医としての採用は難しく、外来と病棟を診てくれる勤務で先生が納得してくれるのならば採用を考えようという所でした。
その病院の意向を先生に伝えると先生は難色を示し、この話はなくなりました。
地域医療をしっかり担っている病院で、それほど大規模な病院ではありませんでしたが、中核病院的な立ち位置でどんな患者さんでも一旦は受け入れを行っている病院という事はお伝えして面接に臨みました。
そして面接は問題なく終わりましたが、先生が思っていた以上の勤務だったことに少し不安を持たれました。病院側も面談時は和気あいあいと話をして頂きましたが、医師不足とは言え外科医としての採用は難しく、外来と病棟を診てくれる勤務で先生が納得してくれるのならば採用を考えようという所でした。
その病院の意向を先生に伝えると先生は難色を示し、この話はなくなりました。
六 外科医不在の認定施設に採用を打診

求人確認を再開することになりますが、本当に該当する求人がないというのが正直なところでしたが、もう一度いろんなサイトと病院ホームページを見ながら探していくと消化器外科の常勤医の名前がない中規模の病院がありました。その病院はいくつもの専門医制度の認定施設でありましたが、外科の常勤医の名前がなく、A先生は、専門医はもちろん指導医資格もお持ちでしたので先生を紹介することで認定施設の取り消しがなくなり、認定施設であることで若手Drの採用につなげられる部分は予測できましたので、ダメもとで打診を行いました。
七 予測がヒットし、さっそく面接に

そうすると予測はヒットしてぜひ面接を組んでほしいとお言葉を頂きました。
約10年前までは研修病院で勤務されていたこともあり、そのころの勤務が一番よかったとおっしゃっていたこともあり、面接には直ぐに行う事ができました。
約10年前までは研修病院で勤務されていたこともあり、そのころの勤務が一番よかったとおっしゃっていたこともあり、面接には直ぐに行う事ができました。
八 入職決定!

面接は本当にうまく話が進み、その場で入職が決まったような感じでした。面接後に入職の意向を確認すると即決して頂けました。他がないという部分がありますが、粘り強く病院探しを行い、A先生の納得のいく病院を紹介できたことは、私にとっても納得のいくコンサルテーションができたと感じることができました。
先生からも「ここで骨を埋めるつもりで頑張って勤務するよ」とお言葉を頂けたことで一つの仕事を終えることができ本当に良かったと思いました。
急性期病院の勤務ですので、お体には十分ご自愛され、末永くご勤務頂けますよう引き続き応援させて頂きます。本当に有難うございました。
先生からも「ここで骨を埋めるつもりで頑張って勤務するよ」とお言葉を頂けたことで一つの仕事を終えることができ本当に良かったと思いました。
急性期病院の勤務ですので、お体には十分ご自愛され、末永くご勤務頂けますよう引き続き応援させて頂きます。本当に有難うございました。