「医師として」メインタイトル

第9話
医師として患者を支え、家族を支えるということ
(後編)

 五 老健勤務と外来診療
老健勤務と外来診療
面接に臨んだ病院は、整形外科・皮膚科で19床の有床診療と80床の老健を運営している法人でした。
院長は整形外科で40代半ば、先生は一度社会人を経験されてから医学部に入学されていますので、院長とは医師として同級生となり初対面ですが非常に親しみを感じておられました。
院長から近年では老健と言え医療の必要性は高まっているのでやりがいがある事を説明され、外来診療については診療所で行って頂ければ結構ですと院長より入職に向けて前向きなお言葉を頂きました。年俸に関しても老健勤務と外来診療となりますので、希望年俸より上増し頂き、先生も即決で入職のご意志を固められました。
院長のお言葉で「老健で勤務頂ける先生を以前より募集していましたが、今まで面接した先生方はゆとり勤務を希望されているDrばかりでしたので全てお断りしました」とおっしゃっていました。老健といえ80名の主治医と同じですからしっかり診察をして頂かなければいけない。体は少し不自由な所はありますが診療に対するお考えをお伺いし、コメディカルとのコミュニケーションが取れ施設をしっかり管理して頂ける先生と判断し採用させて頂きますと言う事でした。
 六 それぞれの『遣り甲斐』
それぞれの『遣り甲斐』
先生に「この勤務先なら7年どころかもっと勤務できますね」とお尋ねすると「体の許す限り続けたいです。いいところを紹介してくれて有難う」と感謝の言葉を頂きました。

先生とのお付き合い当初、先生から「治療していた患者さんに感謝され退院していく事が私の遣り甲斐だ」と言っておられ、医師という職が本当に好きであることがよくわかりましたので、7年どころか生涯医師であり続けたいご意志の強さを伺えました。
そのようなお考えの先生から体の許す限り続けるとお言葉を頂ける勤務先をご紹介出来た事は、何よりもかけがえのない経験であり、コンサルタントとして遣り甲斐を感じる経験となりました。
 
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