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独立行政法人 労働者健康福祉機構
九州労災病院門司メディカルセンター

運営・経営方針

1.運営・経営方針

【理念】
働く人々と地域の人々の健康管理の支援と信頼される医療を提供します

【運営方針】
・患者の権利を尊重し対話のある医療を目指します
・チーム医療の推進と効率的な運営を目指します
・医療の安全と質の向上を目指します
・救急医療の充実を目指します


「2012年7月に地域医療支援病院に指定されました。今後も地域の診療所、クリニックなどと緊密な連携と役割分担を図りつつ、地域の方々により良い医療を提供していくことで、地域医療の充実を目指したいと考えています。また、健康診断部も充実し、労災保険二次健診なども行っています。」


2.地域連携

 門司メディカルセンターでは積極的な地域連携を行っている。

「門司地区の全ての医療機関やかかりつけ医と連携を密にして、円滑で切れ目のない医療を目指しています。医療機器の共同利用を進めているほか、5床の開放型病床も有しています。また、地域の枠を超えて、産業医科大学、さらには北九州および近隣の主要な医療機関とも連携を図っています。患者さんやご家族にとって最も必要とされる医療が受けられるようにするにはどうしたら良いかを常に大切にし、職員一同、皆様方から最も信頼される病院となるように努め、取り組んでいます。」



3.今後の展開

 社会構造の変化により、海運、港湾の門司港は観光地である「門司港レトロ」となりました。一方で、人口減少と高齢化により、高齢化率は34.0%になっています。そのため、地域の方々の医療福祉に対するニーズも大きく変わってきました。労働者や地域の人々の健康を守り、健やかな生活が送れるように、チーム医療をさらに推進していきます。私どもの5階に地域包括ケア病棟を開設しましたが、今後も高齢者への包括的医療福祉を支援していく所存です。
 「新専門医制度」については研修内容が固まっている病院はまだ少ないですが、麻酔科などは大阪医科大学附属病院の新システムに組み込んでもらい、専門医が取れるような体制になっています。市中病院は症例数がネックだと言われていますが、当院は麻酔科、脳神経外科、外科、消化器内科、泌尿器科、整形外科の6科目を整備中で、眼科はまだ整っていません。流動的な面もありますので、今年から整備していく段階ですね。外科に関しては心臓外科、呼吸器外科、消化器一般を全部回らないと専門医と認定されないので、大学などの関連施設とコンビを組み、基礎を総合的に取らないといけないでしょう。当院は外科系に強みがあり、症例数も充足していますので、多くの医師に来ていただきたいです。

2016.02.01 掲載 (C)LinkStaff

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