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あなたの情熱を名張市立病院へ
名張市立病院

病院長メッセージ

 名張市は、三重県の北西部に位置し、奈良県と県境を接する伊賀盆地の南にある地方都市です。万葉集にも名の見える歴史と伝統を誇り、清流と緑に恵まれた山紫水明のまちですが、近年は大阪のベッドタウンとして発展いたしました。
 名張市立病院は、市民の悲願であった地域医療を担う市民病院として、平成9年4月21日に開設しました。


 平成15年には新たに循環器内科を加え、紹介外来制を基本とするとともに、地域の医療機関との機能分担・機能連携を推進し、心臓・脳疾患を特長とした高度二次医療と救急輪番体制による救急医療に重点をおき、地域の中核病院としてその役割を担ってきました。
また、卒後臨床研修制度による研修医の受入はもとより、看護学生、薬学部学生、理学療法科学生および救急救命士、消防隊員の実習など、教育病院としての役割も果たしています。一方、全国的に地方における医師不足の顕在化が進むとともに、特に病院勤務医の不足が甚だしく、平成20年4月より、伊賀地域での広域的な協力体制により二次救急を維持するため、当院を含めた伊賀地域3病院による救急輪番制を開始しました。


 このような状況の中、平成21年5月1日に名張市立病院の4代目院長として、就任いたしました。地域の中核病院として、安心・安全を守る二次救急医療の確保と、開院時より推し進めております、心臓・脳疾患に対応する血管内治療に重点を置いた高度二次医療体制の充実を図ることにより、専門性を発揮した質の高い医療が提供できる「特色を持った魅力ある病院」づくりに取り組んでまいります。200床規模の病院ではありますが、チーム医療を推進することで「患者さま第一の心温まる病院づくり」に努めてまいりたいと考えております。

2013.05.01掲載 (C)LinkStaff

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