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慢性期病院勤務の62歳 内科医の先生からの依頼。
楽よりやりがいを求める転職とは?
 

第十七話
楽よりやりがいを求めて。(前)

 慢性期病院勤務の62歳 内科医の先生
慢性期病院勤務の62歳 内科医の先生
62歳K先生は内科医として慢性期病院にてご勤務されておりました。
外来・病棟管理、当直・夜間オンコールなしという、ありがちな勤務体系でした。
 一 先生の経歴を確認
先生の経歴を確認
e-doctorにてご登録をいただき、K先生のご希望を伺うためにご面談させていただくことになりました。
事前ヒアリングにて通勤時間重視であることをお聞きして、同じような慢性期病院ですかと私からお尋ねしたところ、『そうですね・・・』と少し歯切れの悪い言い方ではありました。
 
ご面談当日までに療養病棟管理の2つの候補病院を用意して、K先生のご自宅最寄り駅近隣にてご面談させて頂きました。
 
先生の履歴書を拝見したところ、大学勤務時代は消化器外科医であり、その後に訪問診療クリニックを開業されていらっしゃいました。
開業時代に体調を崩し勤務継続が困難になり、15年程従事したクリニックをやむなく、お知り合いの医師に継承されて、現在のような慢性期病院の勤務に至るという職歴でした。
 二 2つの病院をご紹介
2つの病院をご紹介
一通りK先生のご経歴を確認した後に用意した2つの病院をご紹介致しました。
通勤時間重視とのことでご自宅から30分と40分と立地は現在より優位でありました。
当直・夜間オンコール免除。年棒もアップの可能性もあります。
しかしながら今ひとつ先生の反応がよくありませんでした。
 
『先生の理想はどのような勤務でしょうか。』
K先生の本音は『在宅・訪問診療の求人はありますか。』
開業時代の思いが今も続いており、K先生の本音は在宅・訪問診療クリニックでの勤務でした。
 
年齢的に不利であることは自覚しており、慢性期病院が妥当と考えていたそうです。
 三 夜間オンコール対応について
夜間オンコール対応について
夜間オンコール対応について先生に確認したところ、全く問題はなく、主治医として当然であるということでした。
開業時代は訪問時の車の運転から何から何までお一人でこなしており、夜間も365日24時間対応をしていました。
オンコールも事前に対処しておけば頻繁に夜間コールがあるわけではないとも仰っておりました。
 
現勤務先は当直医が対応するため、夜間オンコールがないだけで、ご自身の中では免除をお願いしたことはないそうです。
『当然、夜間対応がない方が楽ですけど、夜間対応に抵抗はないんです。』
『一人で頑張りすぎて体調を崩しましたが、医師が複数在籍して、看護師やスタッフが整っているクリニックであれば、まだまだやれますよ。』
『今は体を鍛えており、力が有り余っているくらいです。』
 
だいぶお気持ちを語っていただけるようになりました。
 四 年齢による医療機関の希望との差異
年齢による医療機関の希望との差異
『子供ができたのが遅く、これから受験を控えているのでまだまだ稼がないと。』
 
K先生のご経験から院長職を希望されているかと思いましたが、一医員として診療に専念で構わないとのことでした。
訪問診療経験者で夜間オンコール対応可能という先生ですので、案件のご紹介は可能と思いました。
 
面談前に思っていた、いわゆる『ゆったり勤務希望』とは全く異なるK先生のお考えでした。
但し、いつものことですが、60歳以上という年齢については医療機関の希望とは差異があることは確かでした。
 
K先生が希望する訪問診療クリニックは通勤時間を考慮すると5つの求人があり、
各医療機関にK先生をご紹介したところ、それぞれの事務長の反応は良くも悪くもなくといったところでした。
 
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