自信なき女性医師 管理医師への挑戦(上)

2026年8月1日 コンサルタントK

転職相談のきっかけ

転職相談のきっかけ
その先生と私の出会いは、1本のお電話でした。弊社にご登録いただいている先生に近況伺いのお電話をしたところ、ちょうどご転職を検討されておりサポートさせて頂く事となりました。先生は30歳代前半の女性皮膚科医で大変丁寧な口調で少し物静かな印象の先生でした。先生は現在、他府県の皮膚科クリニックにて非常勤として勤務されており、通勤に車で1時間以上かけている為、もう少し自宅に近い環境で勤務したいとのご希望がございました。しかし、先生は皮膚科の専門医を取得しておらず、病院での勤務や病棟管理などは自信が無く、クリニックにて外来のみを希望しておりました。

ご紹介した求人とクリニックの状況

ご紹介した求人とクリニックの状況
その後、先生のご希望に近い2件の求人をご紹介させて頂くと、そのうちの1件は以前にアルバイトで勤務したご経験のあるクリニックでご興味を持たれました。そのクリニックは皮膚科クリニックながら皮膚科の常勤医がおらず、内分泌内科の先生が訪問診療をしながら院長職を兼任している状況の為、皮膚科の常勤医(院長職)を募集しているクリニックでした。皮膚科医は非常勤の先生に来て頂きながら診療しておりましたが、皮膚科の常勤医がいない事もあり少しずつ患者様も減少傾向にありました。院長職(管理医師)の求人は先生にとって少し荷が重いのではないかと感じつつも、ご希望にマッチしている求人であった為、まずは事務長との面談を設定させていただきました。

事務長との面談、判明した奇跡の繋がり

事務長との面談、判明した奇跡の繋がり
先生よりご転職の相談を頂いて5日後、事務長との面談のため初めて先生とお会いさせて頂くと、お電話越しのお声のイメージのまま『容姿端麗』という言葉がぴったりでおっとりとした先生が立っていました。事務長との面談が始まるとまさか、奇跡の繋がりが発覚しました。最初は少し声も小さく緊張されていた先生でしたが、事務長との面談を進めていく中で、先生のお父様がそのクリニックの医療法人理事長のゴルフ仲間で飲み仲間ということがわかり、先生も緊張がほぐれてリラックスして面談をすることできました。

先生の不安と法人からのバックアップの約束

先生の不安と法人からのバックアップの約束
面談終了後に先生と二人でお話しさせて頂く中で、法人としてはクリニック院長(管理医師)として今後は患者様を少しずつ増やしていってほしいとの希望でしたが、先生は皮膚科の専門医を持っておらず、私で務まるのかということを懸念されていました。しかし、大変人柄が良く、皮膚科医として多くの外来を経験されている先生であれば、安心してお任せでき、医業以外の経営面などは医療法人として全面的にバックアップすると先方のお言葉をお伝えする事で検討頂ける事となりました。数日後、医療法人の理事長との面談も済ませ、双方合意のもと、細かい条件を確認する事になりました。

条件交渉と入職、そして嬉しいお言葉

条件交渉と入職、そして嬉しいお言葉
医療機関側の希望は管理医師として地域に根付いた診療をしてほしい。先生の希望としては幼少期より大切にしている趣味の為、木曜日を休みにして、現職より給与が上がる事。希望の給与に関しては医療法人の水準より高いものではありましたが、先生の人柄と前向きな気持ちが理事長と事務長に伝わり、双方が納得のもとに入職という最高の結果となりました。後日、先生より「担当について頂き、安心して任せられました。ほっとしています。」といった大変嬉しいメールを頂き、私自身の今後の励みとなりました。今後も先生や医療機関に喜んで頂けるようなご提案をできるよう精進してまいります。