ドクター転職ショートストーリー

後期研修医の転職(上)

2017年11月15日 コンサルタントT

A先生は、関西生まれで地元の高校を卒業後、首都圏の私立大学に進学されました。平成24年3月に大学を卒業後、大学の医局には属さず地元関西の臨床研修指定病院に入職され初期研修を経て、小児科の後期研修医として勤務されておりました。また、A先生のご両親はともに医師であり、神戸市内で内科クリニックを運営されていました。

A先生は弊社WEBサイト『e-doctor』よりご登録をいただきました。早速、頂戴しましたメールアドレスを通じてご面談のお時間を頂くことになりした。

弊社におきましては、医学生・研修医向けの臨床研修病院情報サイト『eレジデント』を運営しており、医学生の方々と臨床研修指定病院のベストマッチングの場を提供させていただく、全国臨床研修病院合同説明会『eレジフェア』を毎年開催しており、多くの医学生の方々にご参加をいただいております。

ご面談時では、A先生も大学5年生の時に『eレジフェア』に参加された経験がお有りで、その当時より、弊社のことを良くご存知ということもあり、終始お話が弾みました。

肝心のA先生のご転職の動機ですが、前述しましたご実家の内科クリニックをいずれは継がれる予定で、小児科の後期研修医になられたのも将来的に役立つであろうというお考えからでした。しかしながら、2025年問題など、医療を取り巻く厳しい将来環境を考えた場合、高齢者に多く見られる、DM、HTなどの生活習慣病を診たり、内視鏡検査などのスキルアップを目指した方が良いと思いを新たにされたようです。

A先生には、予め用意していた『eレジフェア』にご出展頂いた臨床研修指定病院のご案内を致しました。A先生とのお話合いの結果、H病院の内分泌内科 後期研修プログラムと、S病院の内科専門研修プログラムにご関心をお持ちになりました。

ご面談終了後の翌日、H病院とS病院の医師採用ご担当者に連絡を取りましたところ、どちらの病院も面接の運びとなりました。

次へ続く

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