インタビュー

堺市中区役所  中保健福祉総合センター  中保健センター所長
(堺市美原区役所  美原保健福祉総合センター
 美原保健センター医長  兼務)

浜崎 先生

平成9年から救急医として勤務
平成29年に入庁

この仕事を決めたきっかけは何ですか?

私は医師免許を取って20年になりますが、これまで救急が中心の臨床現場で働いていました。
そして、救急現場で働くなか、より多くの方の命や健康を守るためには、患者さんが置かれている社会的な問題、例えば子どもの虐待や高齢化の問題等と向き合わなければならないと思う場面が何度かありました。そして、こうした社会的な問題と向き合っている行政機関の方と仕事で関わる機会があり、公衆衛生医師として社会的な問題と向き合い、より多くの方の命や健康を守るために活動したいと思い入庁を決めました。

どんな業務がメインですか?

保健センターで、乳幼児の保健としてはBCGの予防接種、成人保健としてはがん検診、それから一般健康相談や健康づくり教室での相談・講話、原爆被爆者の健診、骨粗しょう症検診を担当しております。

実際に働いていてびっくりしたこと(ギャップ)はありますか?

臨床の仕事と公衆衛生の違いからすると、まず、救急現場では、病気やケガをされた1人1人の患者さんに対する治療が基本でしたが、こちらでは、地域の中で多くの市民に対しての命や健康を守るための予防業務という点が違います。
また、救急では、分または秒単位で常に判断をしないといけない場合が多く、救急救命医として自分自身で判断をする場面が多くありました。でも、こちらでは、市役所本庁や他の保健センター等の関係機関の人達と相談や調整をして業務を進めていく部分が大きく違います。

「働いて良かったな」と思うのはどんな時ですか?

病院勤務時は休みがほとんど取れませんでした。当時はスタッフも少人数でしたので、例えば若い後輩に任せて学会等に行ったりという事がなかなかしにくかったのが、ここでは色んな研修会等に行かせていただいています。
また、時間単位で休みが貰えます。例えば、普通であれば午前の休み・午後の休みという体制が多いと思うのですが、用事がある場合、1時間刻みで休みが取れます。こちらの場合は勤務が17:30までなので、16:30~17:30までの休みも認めてくれますし、自分の都合に合わせて働くことが出来ることは非常にいいと思います。特に子育て中の女性医師はこの仕事に向いているのではないかと思います。
病院での勤務の場合は当直やオンコール等がありますが、こちらは一切ありません。

最後に、公衆衛生医師で働いてみたいと思っている皆様へ、メッセージをお願いします!

現在堺市では、若い先生から年配の先生まで幅広い年齢層に応じた研修体制づくりに取り組んでいます。病院と違って地域住民という集団の健康対策が相手ですので、何かを行うにしても時間がかかります。しかし権限を持って組織や制度を動かすこともでき、やりがいを持てると思います。
公衆衛生医師は臨床とは全く違う世界ですので、臨床現場から転職すると戸惑う事がたくさんあると思います。例えば臨床から一旦離れてしまうと、この先再度臨床現場に戻れるかどうかを心配されると思いますが、公衆衛生医師として何年間か勤めて、その後、病院の管理部門で管理職に戻ったという事例もありますので、ご安心ください。
公衆衛生医師として活躍できるように私達皆でサポートしていきますので、是非一緒に働きましょう! お待ちしております!

もし、転職先でお悩みの方がいらっしゃれば、まずは見学にいらしてはいかがでしょうか。
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