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  • 地方独立行政法人

    下関市立市民病院

  • 地方独立行政法人

    下関市立市民病院

  • 病床数436

下関医療圏の中心的役割を担い、「安心の優しい医療を提供し、市民から信頼される病院を目指します」の基本理念のもと、地域から信頼される中核病院の役割を果たしています。がん診療、救急医療、生活習慣病の診療を重点項目に掲げ、感染対策にも注力。地域の医療機関と連携を図り、多様なニーズに対応できる医療機能の充実も強化しています。

〒750-8520
山口県下関市向洋町1-13-1

初期臨床研修について

募集要項

募集人数 5名
待  遇 給与 1年目:約530,000円 / 月
給与 2年目:約560,000円 / 月

プログラムの特徴

必修科の内科24週、外科、小児科、産婦人科、精神科をそれぞれ4週、救急科、麻酔科をそれぞれ8週研修。地域医療は2年次に4週研修、残りの期間は選択科とし、研修医の希望も入れた研修計画を研修管理委員会 で決定します。一般外来は内科・外科・小児科・地域医療の研修中に並行して研修を行います。救急医療は副当直として月4回程度診察に従事します。

スケジュール例

スケジュール例
  1. 関連病院

    • 下関市立豊田中央病院
    • 済生会下関総合病院
    • 下関病院
    • 山口大学医学部附属病院
    • 山口赤十字病院
    • 宇部協立病院 ほか
  2. 主な勉強会

    • 救急に関する早朝講義
      〈4月第2週目~5月第4週目くらいまで〉、CPC〈年2回〉、BLS〈年1回〉、ACLS〈年1回〉

先輩からのメッセージ

プログラム責任者

  • リウマチ膠原病内科

    大田 俊一郎医師

当院の自慢は?
化学療法センター、透析センターを開設し多様なニーズに対応しています。また緩和ケア病棟では終末期医療を学ぶことができます。呼吸器腫瘍センター、脊椎・脊髄病センター、リウマチ・関節センターなどでは、診療科の垣根を超え総合的・専門的な診療を行っています。
研修内容のセールスポイント
少人数での指導で多くの手技・処置を経験できます。麻酔科研修、BLS・ACLSを修得することで、救急蘇生術を完全に身につけます。また、研修医の希望を取り入れた勉強会を行っています。
どんな指導を心がけていますか?
問診・診察・診断・治療における一連の論理的な思考はもちろんのこと、各検査の意図、結果の解釈など細かく指導を行います。また、医療技術だけではなく、医師として患者に向き合う姿勢など全人的に指導しています。
医学生へのメッセージ
まずは病院見学においでください。百聞は一見にしかず。当院の良さを分かっていただけると思います。

初期研修医

  • 研修2年目
    熊本大学出身

    上田 彩加医師

初期研修先として選んだ理由は?
マッチングの1次募集でアンマッチになってしまったため、2次募集で見学した病院の中から選びました。外科に興味があったものの、見学する前は体力や外科を指導する先生の雰囲気などに不安がありましたが、当院の気さくな先生方と手技を積極的に若手の先生に行わせてくれる環境を見て、ここでなら自分の望む外科の研修ができそうだと思いました。
この病院を選んで良かったことは?
指導熱心な先生が多く、珍しい症例があれば声を掛けてくれたり、診療計画の考え方からサマリの書き方まで根気強く指導してくださいます。患者が救急車で来院してからのファーストタッチから、診断して必要な検査を組み立て、手術まで立ち会うことで、診療の全体の流れと考え方を学ぶことができたことは大きな経験になっています。
研修で最も身についたことは?
どの科の研修でも、検査や投薬だけでなく患者のゴールを考えて診療全体を考えていくようにしています。まだまだ学ぶことも多く、診療の道筋を自分で見つけるのは難しいですが、若い頃からそのように考えることは大事だと思います。
医学生へのメッセージ
今年からは後輩も増え、より多くの仲間とともに切磋琢磨できる環境になりました。ぜひ一度見学にいらしてください。