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- 特定医療法人財団 古宿会 水戸中央病院 -
常務理事 植村 秀
 
<病院の沿革>

JR水戸駅から徒歩10数分に位置する水戸中央病院は、一般病床178床を有し地域住民にとって不可欠な医療機関である。古宿会の設立自体は昭和40年であるがその歴史は古く、前身の古宿医院が大正10年、初代理事長・植村 誠先生によって開業されたことにまで遡る。水戸藩の御典医を勤める医業の家系にお生まれの植村 誠先生は、整形・接骨業務を中心に診療を展開されていた。御子息であり初代病院長である植村 孝秀先生が日赤水戸病院での8年にわたる勤務を経て、昭和41年2月に水戸中央病院(56床)として業務を開始されたという訳である。植村 孝秀先生は整形・形成を専門とされ、開院当時は股関節脱臼・リウマチ疾患を中心に患者が溢れていたとのことである。昭和42年に85床、48年には109床と地域ニーズに応える形で増床を行ったが、看護学生の教育や養成、看護師寮・保育所の設立など、いち早く看護師数の確保・基準看護に重きを置き努力してきた。むやみな増床ではなく、看護部門の独立意識を早くから求め質の追求を見ていたのである。
現在の特徴とも言える透析医療の原点となったのが、昭和54年の水戸中央クリニックの開院である。筑波大学から腎臓内科のドクターを迎えることができ、かねてからニーズの高かった部分を病院・クリニックで役割分担を行った。県北からの患者に対応するため平成10年には笠間中央クリニックを開院や、当初は院内を対象にしていた訪問看護も院外患者まで対象を広げ地域開業医との連携を図るなど、長い歴史を持ちながらも今尚発展を模索し続けている病院である。

 
<病院の特徴>
まず法人全体で320名を超える患者さんを持つ、人工透析医療があげられる。重症者は病院(19台)で、軽症・外来患者はクリニック(46台)で、更に県北地域の患者さんは笠間中央クリニック(27台)で、しかも3クールでの提供を行っている。開院当時からの歴史を持つ整形外科では、高いレベルでの安定した医療を提供している。新しい取り組みとしては、今月から実施する「肺ドック」。依然として死亡原因の上位を占める肺がんの早期発見を目的とした健診である。また、美容外科・レーザー脱毛も導入している。これが予想以上の反響で、土曜日は女性患者が待合室に一杯の状態である。
これらの事から読み取れるものとは?長年にわたり支持を得てきたものを確実に提供し病院の柱としての役割を果たす。さらに歴史や伝統に慢心することなく新たな分野を開拓する、ということではないだろうか。患者さんのニーズに合うものは決して廃れることがないが、いつの時代も一定ということはないし人真似では通用しないことも多い。その場その時で少しずつ変化していく患者ニーズを的確に捉え提供する、これが特徴ではないかと感じさせる病院である。
 
<今後の経営方針>


平成16年度事業として行う病院の新築全面移転について伺ってみた。市街地のため現在は分散している駐車場も600台分を確保し、駅からのバス便あり、高速ICからもアクセスの良い開発地区「ゆりがおか団地」へ地下1階・地上6階の作りでの新築移転を実施する。病床区分・規模は現状のままで、移転時期は平成17年秋を予定している。そしてこれが成功するか否かのポイントは?現状の課題とも言える部分であるが「医師の確保ですよ(笑)・・・」とのことであった。現在、院内の様々なシステム・経費等の見直し業務を急ピッチで進めています。そして移転を機に「より深く専門性を追求していきたい」とも考えています、とのことである。「当院に対する地域ニーズはまだまだあり今後も高まることが予想されるが、中途半端なものは提供できない。また、箱(建物)が新しくなっても魂が入っていなければ意味がない。古宿医院・古宿会を通して当院が誇れるものは、平たい言葉ですが"アットホームさ"。患者さんに本当に喜んでいただける、満足いただける医療を提供していくことを、再度徹底していきたいと考えています」。

 
<私たち病院の理念>


古宿会 病院・クリニックの理念
我が病院は、真心をこめたサービスを提供して、人々の健康と生活に寄与することを目的とします。

この目的を達成するために
一、常に医療内容の充実向上をはかり
二、あらゆる事態に対応できるように経営体質の強化につとめます。

 
<病院からのメッセージ>

私どもの理念に賛同いただける医師を広く募集しています。詳しくは以下のリンクよりご覧下さい。
http://www.e-doctor.ne.jp/script/query_2.php3?kyu_no_e=No.03177

 

2003.7.1掲載 (C)LinkStaff