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- 医療法人 禎心会病院 -
北海道札幌市
-病院の沿革-

 北海道札幌市にある医療法人禎心会病院は、昭和59年4月に142床の脳神経外科専門病院として、脳疾患に関して急性期から慢性期までの治療、及びリハビリテーションまでを行い、地域医療に根差した医療を心掛ける目的で発足した。 その後、高齢化社会の到来に伴い、訪問看護ステーションやホームヘルプサービスを立ち上げ、現在では在宅介護も含めた施設を本年4月から運営している。標榜科目に関しても循環器科・放射線科・形成外科を追加している。また、同市内に「セントラルCIクリニック」、稚内市に「稚内禎心会病院」・老人保健施設「ら・ぷらーさ」の関連施設を併せ持ち、医療法人として北海道内でも地域医療に関して充実した医療機関として注目されている。

 

-病院の特徴-

 禎心会病院は、脳神経外科の領域でも最先端にある「脳血管内手術」を比較的早くから導入し、北海道内でも最初に導入したMRIによる脳ドックの効果や診断専門のクリニックである「セントラルCIクリニック」の協力体制により、症例数を増やしている北海道内でも数少ない病院である。通常の開頭手術に較べると、脳血管内手術は収入面で100~200万円のダウンになるが、患者さんへの低侵襲を考え積極的な展開を図っている。これには、札幌市民の患者さんは、疾患に対する知識と病院の選択については相当高いレベルにあるとの考えに基づいており、脳神経外科治療への思い入れも強ことから、北海道でも現在トップレベルに入る医師を集めた結果からも理解できる。 また、整形外科外来の隔日診療をはじめ、一般外科・消化器外科・形成外科のドクターも常勤しており、人間的にも信頼のおけるスタッフを揃え、24時間いつでも検査が受けられる体制を整えている。MRI 3台、CTスキャン 1台、血管撮影、SPECT等と北海道内でも屈指の設備を誇っており、同病院のある東区民25万人のための救急医療の確立を進めている。 昨今は、日本脳神経外科学会専門医認定制度指定訓練病院、日本医療機能評価機構認定施設の承認もそれぞれ得て、より充実した院内体制の強化に邁進している。

 

-運営方針・経営理念-

 創立者でもあり現院長の徳田禎久氏は、今後の医療体制を予想し次のように語っている。「介護保険が導入され、急性期や介護の方向性がほぼ見えてきた。問題になっているのは、慢性期の長期療養がどうなるか。必然的に、私共の病院でもそれなりの患者さんが慢性期に位置するような方が多いが、今の流れを大きく変えるつもりはない。」したがって、急性期については、最近の診療報酬の改定から在院日数の短縮化が焦眉の急と言われており、脳神経外科としての専門性だけを打ち出すのではなく、他科を充実させた救急体制の確立を急ぐ方向性を打ち出している。 また、病病連携・病診連携についての考え方として、「患者さんを動かさず、ドクターが進んで診察に行くシステムが必要。」との考えに基づき、地域との医療連携強化にも意欲的である。もっとも、予防・治療・リハビリとバランスのとれたトータル医療を心掛ける同病院にとっては当たり前なのかもしれない。 最後に、脳神経外科の将来像を院長は「未だしばらくは血管内手術が隆盛期にあるが、少しずつその役割が減って、血管内科的な側面が強くなるだろう。」―将来の展望を確りと見据えることができればこそ、今日の飛躍があったのではないだろうか。

■ 私達の病院の目標
  禎心会病院設立理念
  ● 脳神経外科的疾患の急性期の加療から社会復帰及び退院後のケアまで一貫した医療

● 人間らしい生活の維持のため疾患の予防を中心とした地域に密着した医療活動

 

 

2000.10.1掲載 (C)LinkStaff

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