当院運営の現場から-睡眠障害治療のこと vol.5

 最後は、当院が現在の医療体制を進化させ、最も活性化された精神科病院を目指して進んでいくために必要なことに触れます。まずソフトの充実があります。当院では様々な職種が連携し患者さんへの総合的な治療、ケアを実践していますが、個々の成長こそが病院が飛躍する原動力となります。「教育・研究」「臨床」「経営」という切り口で考えると、「教育・研究」は、コミュニケーションスキルの充実が必須です。治療も看護もリハビリも、最小単位は「人と人」の関わりです。スタッフ同士、患者さんとスタッフそのどの場面でもコミュニケーションは欠かせません。それを「臨床」の場面で活かし、専門分野のエキスパートを育成していきたいと考えています。平成17年にオープンした「杏和会医学情報センター(独立棟の図書館)」では、豊富な雑誌を揃え、医学教育の支援に活かしています。
 毎月部門毎で行われる院内研修や研究発表会などは、学びを得る機会、そして発信す機会として大切に運営しています。併せて、臨床研修指定病院(協力型)として、優秀な精神科医の育成にも力を注いでいます。それらが医療の質を上げていくことに直結します。
 そして医療の質を支える「経営」をしっかり捉え進んでいきたいと考えています。私たちは精神科領域の総合病院として、救急・急性期医療からメンタルケア、リハビリテーション、在宅支援などを徹底して実践することで社会に貢献していきたいと願っています。

記事一覧

  2007/03/02 当院運営の現場から-睡眠障害治療のこと vol.1
  2007/03/09 当院運営の現場から-睡眠障害治療のこと vol.2
  2007/03/16 当院運営の現場から-睡眠障害治療のこと vol.3
  2007/03/23 当院運営の現場から-睡眠障害治療のこと vol.4
  2007/03/30 当院運営の現場から-睡眠障害治療のこと vol.5