2005年10月24日
瞼の裏側に糸が出る埋没法ふたえ手術の合併症
アメリカに向かう飛行機の中で書いています。アトランタで開かれるAmerican Society of Dermatologic Surgeryの年次総会で発表をするために行くところです。ひとつは今年アメリカでFDAの承認が下りたばかりの第2世代IPL、Ellipse Flexによる若返り治療のポスター発表。作成した畳一畳分よりも大きいポスターを飛行機で運んでいるのですが、なかなかかさばって大変です。もう一つは私が行っている眼瞼形成についての口演です。今日も出かける寸前まで診療をしていて、まだパワーポイント原稿が仕上がっていないので、飛行機の中でがんばります。日本で一般に行われている埋没法重瞼術は瞼の裏に糸が出ているため、角膜を傷つけたり、瞼の裏に慢性的に炎症を引き起こしたりします。埋没法重瞼術後いつまでも眼がゴロゴロしたり、痛かったり、充血が取れなかったりするのはこのためです。このことにも少し触れる予定です。もちろん、当院では埋没法も瞼の裏(結膜側)に糸を出すことはありません。したがって、瞼を裏返して麻酔注射を打つこともありません。


10年前、名古屋の大手美容外科で埋没法重瞼術を受けて以来、10年間白目が充血し、眼が痛い。常に眼がゴロゴロする、眼が閉じきらず、開けにくい。などの症状があった。
瞼の裏は一面ブツブツ、ザラザラと石灰化していた。結膜結石と診断し治療した。左は3ヵ月後でほとんときれいになっている。症状はなくなった。
1年半前滋賀県の皮膚科で埋没法重剣術を受けて以来ずっと眼がかゆい。数ヶ月で二重も取れてしまった。瞼の裏には糸が出ていてその周囲が充血し、慢性炎症の状態。抜糸し、糸が結膜側に出ない埋没法で手術しなおした。
投稿者 biyou : 2005年10月24日 13:23