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2005年10月09日

日本美容外科学会総会

 10月9,10の連休は日本美容外科学会に参加するために横浜に行ってきました。8日の診療終了後すぐに出発して、横浜で会食をする用事もあったのですが、木曜日にお亡くなりになった京都第2日赤皮膚科部長の前田先生のお通やに列席したために用事を一つキャンセルして8日深夜12時半にホテルに入りました。前田先生は私が開業したと同じ頃に同じ東山区の基幹病院の部長に転任してこられ、皮膚科と形成外科というのはとても関連が深いのでいろいろとお世話になりました。2年ほど闘病されながらその手記を毎月医師会会報に連載されていて、つい先日治療を受けながら元気に(?)外来をこなしておられる様子を拝読したばかりでしたので、訃報を聞いて本当に驚きました。毎年かわいい愛犬との写真入りの年賀状をいただくのを娘と楽しみにしていたのですが。
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 さて、日本美容外科学会というまったく同じ名前の学会が日本には2つ存在していて、混乱を招くので随分前から関係者は困っているのですが、今回出席したのは形成外科専門医しか正会員になれないレベルの高いほうの学会です。お金持ちなのはもうひとつの方の学会です。学会長は毎年全国の会員がもちまわりでなり、その年最大のイベントがこの体育の日の連休あたりに開催される総会です。今年の会長は横浜西部病院形成外科部長の酒井成身先生で、日本一美しい乳房を再建される先生として有名な方で、その手術は2年待ちだそうです。前にも書いたように思いますが、実力のある方はお人柄も素晴らしい。会長講演には感動しました。酒井先生は子供の頃から美しいものが大好きで、それで形成外科医になったそうです。小学校5年のときに作られたという木製の人体模型が印象的でした(写真)。手術が上手な形成外科医の先生は聞いてみるとたいてい、子供の頃から絵を描いたり物を作るのが好きで手先を使うことが得意で大好きだった方が多いです。またもともと左利きで、左右の手が同じように使えるという先生も2人知っています。皆、好きが高じて形成外科医・美容外科医になってしまったのでしょう。私も常々手術をしながら、「こんなに楽しいことをさせていただいて、患者さんには喜んでいただいて、お金までいただいて、看護婦さんには手伝っていただくだけで私だけ楽しいところを全部させていただいて、なんて私は幸せなんだろう、なんという贅沢!」と思っています。手術が長時間に及ぶと、「疲れるでしょう」と周囲のものが気遣ってくれますが、私は「こんなにゆっくりと納得の行くまでさせていただいて、本当にありがたい」、とまずは長時間耐えてくださった患者さんと看護婦さん、そして急かされずに手術ができる開業医という環境に感謝しているのです。毎日の業務の中にはちょっと辛いけどやらないと仕方ない、というようなものもありますが、すべて週2日間の手術日の幸せを味わうためにがんばっているようなものです。毎日手術日にできたらいいのですが。もしうちに「手術以外は全部引き受ける!」って言ってくれるようないいドクターが来てくれたならば、20年培ってきたノウハウを全部しっかり仕込んで全てお任せし、私は手術室にこもっちゃうのですが。そんなドクター来てくれないかなあ…。
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 話がそれてしまいましたが、長くなってしまうのでこの学会で私が口演したセルライトケアについては次回お話します。

投稿者 biyou : 2005年10月09日 15:03

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