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2005年06月28日

メールからのお問い合わせ

お問い合わせのメールの中からよくある質問に答える際にこのブログでも紹介していきたいと思います。

> はじめまして。
> 瞼の埋没手術についておたずねしたいことがありまして、この度メールをさせてい

> だきました。
> 私は28才の女性ですが、一重瞼で瞼が重く、上の方を見る時に、特に集中している

> には顎も上がってしまいがちなのが気になっています。
> 強度近視のためハードコンタクトを使用しているのですが、埋没手術は適している

> しょうか?
> 手術にかかるおよその費用、保険適用の有無、診療日数やおおまかな診療及び手術

> 流れも併せて教えていただけると大変有難いです。
>
> ご多忙の折にお手数をおかけいたしますが、何卒宜しくお願いいたします。失礼い

> しました。
>
> O田 子


 一重で、瞼が重たく、ハードコンタクトを常用されている、ということから眼瞼下垂の手術が適応になる可能性が大きいです。また、上方視の際あごが挙がっているとのことで、ますます眼瞼下垂(瞼が挙げれない)になってしまっていることが考えられます。瞼が重たく、厚ぼったい場合や眼瞼下垂のある人では埋没法重瞼術は適しません。ふたえがすぐにとれてしまったり、二重の食い込みが浅く、二重幅が広くなってしまいがちです。眼瞼下垂の手術ならば基本的に健康保険が適応されます。自己負担は約5万円です。二重の線に沿った傷あとが残りますが、3ヶ月から6ヶ月で赤みが消えると殆どわからない傷あとになります。手術後1週間目の抜糸までは糸がついているので外出にはサングラスなどが必要でしょう。仕事はデスクワークは3日目くらいからできないことはありませんが、主に外見上のことから、多くの方は10日くらい仕事を休まれます。
 今回のご相談内容ですと、埋没法は適応にならないかと思いますが、一応説明申し上げます。一般的には二重の予定線上の皮膚に2箇所ほど小さく穴を開け、細い糸を結膜側まで貫通させて二重を作ります。瞼板を貫通させる方法または瞼板上の眼瞼挙筋(腱膜)を貫通させる方法が用いられます。ところが、この方法ですと結膜側に露出した糸が角膜をこすり、角膜を傷つけ、眼を開けていられないような痛みを生じたり、目が手術後いつまでもごろごろしたりする心配があります。このような方の瞼の裏側は何年たっても糸が出ていたり、傷あとがついていたり、赤い肉芽組織がブツブツと盛り上がっていたりします。当院で行っている埋没法は糸を瞼板の表面にかけますが、瞼の裏側には糸を出さない方法ですので、角膜をいためる心配がありません。美容外科手術になりますので保険は適用できません。手術費用は13万円です。この方法はもともと横浜形成外科の二木裕院長に教えていただいた方法です。
 まずは院長診を予約していただき、手術をすることになれば次に血液検査にお越しいただきます。眼瞼下垂の手術の場合は通常翌日診察させていただき、この時点でガーゼを取り除けることが多いです。手術後1週間目に抜糸に来ていただきます。その後はすっかり落ち着くまで、1ヶ月ごとくらいにご来院いただきます。
 ハードコンタクトレンスを取り外す際に瞼を横にひっぱることがしばしば眼瞼下垂の原因になります。さっそくスポイトで取り外されるように変えられることをお勧めします。

鈴木形成外科
鈴木晴恵

投稿者 biyou : 2005年06月28日 18:02

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